リクルーター
リクルーターとは?
リクルーター(recruiter) とは、リクルート(一般に、企業などが人員の募集[求人]をすること)を行う人という意味。主に企業の若手を中心とした採用担当者を指します。
企業の人材獲得に大きく貢献
「魅力的な社員」が優秀な学生をひきつける
「リクルーター」は、人事部などの採用関係部署には属さない、若手を中心とした採用担当の社員をいいます。権限や役割などは会社によって異なります。出身大学のゼミやサークルに出向いて一緒に働きたい人材の発掘を行ったり、OB・OG訪問を受けた際、面会した学生の評価リポートを人事部に報告したりするなど、募集・採用活動の支援、調整役として機能します。
企業にとっては効率的に学生と接触できるほか、採用する人材の適性をじかに判断できるなどのメリットがあります。学生にとっても人事に推薦してもらえるだけではなく、企業に関する詳細な情報や業界全体の動向が聞ける貴重な存在といえます。
最近では、自社の魅力を最大限にアピールする存在として、リクルーターを重視する企業が増えてきました。優秀な人材を選抜し、事前にリクルーター研修を行った上で、会社説明会に参加させ、学生に対して効果的なアピールを行っている企業があります。リクルーター個人のブログを、自社ホームページの採用コーナーで公開し、仕事ぶりやオフの過ごし方を紹介するケースもみられます。
就職先を決める際、「一緒に働く先輩社員が魅力的であること」を重視する学生も多いため、今後はリクルーター磨きに知恵を絞る企業が増えそうです。
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