同僚によるメンタルヘルス不調支援の効果とは/臨床心理士・関屋裕希の ポジティブに取り組む「職場のメンタルヘルス」【第7回】 厚生労働省の「心の健康の保持増進のための指針」に、ラインによるケア(上司によるケア)とセルフケアは含まれているのですが、同僚同士のケアは少し盲点かもしれません。ですが、職場のメンタルヘルスを考えるうえで、同僚のサポートはとても重要です。
在宅勤務者のメンタルヘルスの現況~在宅勤務は何をもたらすのか~ 2020年10月時点で在宅勤務を行っている者を対象として実施したアンケートの結果に基づき、メンタルヘルスの不調を抱えている可能性が高い労働者にどのような特徴があるのか、また、企業の取組・上司によるマネジメント・個人のセルフケアがメンタルヘルスの状態と...
復職することがゴールではない! イキイキと働き続けるための「復職支援」/臨床心理士・関屋裕希の ポジティブに取り組む「職場のメンタルヘルス」【第6回】 厚生労働省が実施している労働安全衛生調査によると、メンタルヘルスを理由に過去1年間で連続1ヵ月以上休職した労働者の割合は0.4%で、この割合は事業所が大きくなればなるほど高くなるものの、従業員300名未満の中小企業でも0.3~0.5%の割合となってい...
仕事が「与えられるもの」から「やりがい」へと変わる! 「ジョブ・クラフティング」の効果とは/臨床心理士・関屋裕希の ポジティブに取り組む「職場のメンタルヘルス」【第5回】 さまざまなストレスの影響で、多くの人がメンタルヘルス不調や仕事のパフォーマンス低下などの問題を抱えながら仕事をしています。企業における「人」「組織」の活性化を担う人事部門には、社員がイキイキと前向きに働くことのできる職場づくりが求められていますが、具...
職場の強みをいかに引き出すのか。働く人たちで変えていく職場環境/臨床心理士・関屋裕希の ポジティブに取り組む「職場のメンタルヘルス」【第4回】 さまざまなストレスの影響で、多くの人がメンタルヘルス不調や仕事のパフォーマンス低下などの問題を抱えながら仕事をしています。企業における「人」「組織」の活性化を担う人事部門には、社員がイキイキと前向きに働くことのできる職場づくりが求められていますが、具...
メンタルヘルス関連サービス、EAPの傾向と選び方~誰もがイキイキと働ける組織を目指して~ メンタルヘルス対策は多くの企業にとって重要な課題の一つであり、経営層や人事担当をはじめ、全従業員がその重要性についてしっかり理解しておく必要があります。昨今では「ウェルビーイング」「ワーク・エンゲージメント」「健康経営」などのキーワードとともに語られ...
部下とイキイキ働きたい! 管理職のためのマネジメントコンピテンシー/臨床心理士・関屋裕希の ポジティブに取り組む「職場のメンタルヘルス」【第3回】 さまざまなストレスの影響で、多くの人がメンタルヘルス不調や仕事のパフォーマンス低下などの問題を抱えながら仕事をしています。企業における「人」「組織」の活性化を担う人事部門には、社員がイキイキと前向きに働くことのできる職場づくりが求められていますが、具...
健康だけに限らない! メンタルヘルス対策の可能性/臨床心理士・関屋裕希のポジティブに取り組む「職場のメンタルヘルス」【第1回】 さまざまなストレスの影響で、多くの人がメンタルヘルス不調や仕事のパフォーマンス低下などの問題を抱えながら仕事をしています。企業における「人」「組織」の活性化を担う人事部門には、社員がイキイキと前向きに働くことのできる職場づくりが求められていますが、具...
昇進うつとは――その症状と企業ができる対策は 「昇進うつ」とは、昇進したことがきっかけで生じるうつ状態のこと。「出世うつ」ともいいます。部下ができる、あるいは増えることで生じる人間関係のストレスや、目標達成のプレッシャーなど、昇進によって責務が重くなることからメンタルヘルスに影響を及ぼしている状...
カスハラとは|定義と法律上の扱い、事例や対策 カスハラとは、顧客などからのクレーム・言動のうち、特に悪質で労働者の就業環境が害されるほどの行為を指す「カスタマーハラスメント」の略称です。セクハラ、パワハラ、マタハラについては、男女雇用機会均等法、労働施策総合推進法、育児・介護休業法などの法律で、...
一人ひとりに向き合うメンタルケアで「はたらくをよくする®」 創業22年目の今、働く人にとって一番頼れる存在へ 事業者に従業員のストレスチェックを義務づける改正労働安全衛生法が施行されたのが2015年。それ以来、心の健康も含めた「健康経営」への関心が高まっています。こうした近年の動きに先行すること約22年。従業員のメンタルヘルスサポートが日本企業に根づく以前か...
メンタルヘルス・健康経営セミナー 職場の活力アップを考える 人材不足、多様性、働き方改革など、近年は人材に関する環境が大きく変化。職場の活力を左右する職場のメンタルヘルス、産業保健に関心が集まっている。どうすれば従業員が健康で、前向きに仕事に取り組むようになるのか。また、どのようにして組織や職場の活力を高めて...
正月病とは――意味、年末年始の長期休暇明けに気分が落ち込まないために 「正月病」は正式な病名ではありませんが、年末年始の長期休暇明けに気分が落ち込み、無気力状態に陥ることをいいます。イベントごとが続く年末年始は生活リズムを失いやすく、秋から冬にかけて冬季うつ病のような症状が発生することがあります。正月病は生活リズムを取...
反芻思考とは――その種類、うつに影響?ネガティブなことを何度も考えないために 「反芻思考」とは何度もネガティブな出来事を思い出し、悩み続けて抑うつ気分を増長させる考え方のことをいいます。もともと反芻とは、牛などが食べ物を消化するために一度胃に入ったものを口に戻し、繰り返し咀嚼(そしゃく)すること。ネガティブなことを何度も思い出...
ランチメイト症候群とは ~「ぼっち」のランチがストレスに?意味や原因を解説 「ランチメイト症候群」とは、学校や職場で一緒に食事をする相手(ランチメイト)がいないことに一種の恐怖を覚えるコミュニケーションの葛藤のことをいいます。一人で食事することを恐れ、それを理由に会社を辞めてしまう人もいるほどで、学会などで認められた病名では...
睡眠負債とは|言葉の意味と対策の重要性について解説 「睡眠負債」とは、毎日きちんと寝ているつもりでも、必要な睡眠時間に対するわずかな不足分が、まるで借金(負債)のようにじわじわと積み重なっていく状態を表す言葉です。その蓄積した睡眠不足の影響で、自分でも気づかないうちに仕事や家事のパフォーマンスが大幅に...
岩本友規さんに聞く:大人の発達障害だからこそ“天職”に巡りあえた!! 働きづらさを働く喜びに変える、特性の活かし方とは(後編) 岩本友規さんは33歳で「大人の発達障害」が発覚。ストレスからうつ症状や双極性障害といった二次障害も発症しました。しかし、信頼する主治医の治療と自らの努力で、これを大きく改善。天職と呼べるような仕事を見出し、大きな成果を上げています。その逆転プロセスは...
岩本友規さんに聞く:大人の発達障害だからこそ“天職”に巡りあえた!! 働きづらさを働く喜びに変える、特性の活かし方とは(前編) 現在、データ分析のプロフェッショナルとして活躍する岩本友規さんは、15~16人に1人とも言われている「大人の発達障害」の当事者です。発達障害の人は、仕事や人との関係に上手く対応できず、うつ病などの二次障害に苦しむ人も少なくありません。当事者はどのよう...
ラインケアとは―メンタルヘルス対策の要は「管理職」 「ラインケア」とは、企業などの職場のメンタルヘルス対策において、部長・課長などの管理監督者が直属の部下にあたる労働者へ、個別の指導・相談や職場環境改善を行う取り組みのことです。組織内で指示命令を出す相手=部下を持つ管理監督者は、部下の状況を日常的に把...