「人工知能(AI)」「データ分析(アナリティクス)」などのテクノロジーを人事業務に活用する「HR Tech」。グローバルカンパニーでは既に導入が進み、日本企業の経営者や人事担当者の関心も急速に高まっている。
このランチ・ミーティングでは、専門家によるプレゼンテーションと質疑応答、パネルディスカッションを実施し、「HR Tech」の基本的な考え方から具体的な活用事例までを紹介。テクノロジーと人事業務の未来をともに考える場となった。
- 岩本 隆氏(イワモト タカシ)
- 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授
日本モトローラ株式会社、日本ルーセント・テクノロジー株式会社、ノキア・ジャパン株式会社、株式会社ドリームインキュベータを経て、2012年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科特任教授就任。
- 石山 洸氏(イシヤマ コウ)
- 株式会社リクルートホールディングス Recruit Institute of Technology 推進室室長
リクルートのAI研究所 Recruit Institute of Technology 推進室室長。大学院在学中に修士2年間で18本の論文を書き、アラン・ケイの前でプレゼン。博士課程を飛び越して大学から助教のポジションをオファーされるも、リクルートに入社。雑誌・フリーペーパーから、デジタルメディアへのパラダイムシフトを牽引。リクルートとエンジェル投資家から支援を受け、資本金500万円で会社設立。同社を成長させ、3年間でバイアウト。その後、メディアテクノロジーラボの責任者を経て現職。
- 上野 勇氏(ウエノ イサム)
- 株式会社セプテーニ・ホールディングス 専務取締役
1998年入社。入社後は主に人事領域を担当。人事担当役員としてグループの人事マネジメントをリードしていく傍ら、科学的な人材育成の取り組みを構想。2016年グループ内にて当分野の研究活動に専念する「人的資産研究所」の設立を主導した。
INDEX
- 「HR Tech」で人事が変わる~AI・データ分析の基本と実例~(岩本隆氏)
- 専門家ではないすべての人がAIをつくれる時代~「データサイエンス3.0」~(石山洸氏)
- 人事データを経営に生かす~「人的資産研究所」の取り組み~(上野勇氏)
- 質疑応答・まとめ