マイナビ、『2016年卒マイナビ学生就職モニター調査7月の活動状況』を発表
~就職活動に対する感触は、「厳しい」が全体の55.5%で過半数を超える~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:中川信行)は、2016年卒業予定の学生を対象とした「2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」の結果を発表しました。なお、2016年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回で5回目の発表となります。概要は 以下の通りです。
【TOPICS】
▽ 就職活動に対する感触は、「厳しい」が全体の55.5%で過半数を超える
▽ 1次面接から内々定までの選考回数は「3回(37.5%)」が最も多く、次いで「2回(36.4%)」
▽ 学生に聞いた「この会社に決めた!」「この会社NG!」と思った瞬間の第1位は、両者ともに「企業セミナーで話を聞いて」という結果に。
WEB以外での初期段階の接触の場で入社したいか否かが決まる傾向
<調査結果の概要>
■ 就職活動に対する感触は、「厳しい(思ったよりも:20.9%+思ったとおり:34.6%)」が全体の55.5%で過半数を超える
7月の活動は、全体的に行動量が落ちつき、「内々定を受けた」「内定先を決めて就職活動を終了した」以外を除き、活動割合が前月より10pt近く低くなる項目が多くなった。
また、就職活動に対する感触を聞いたところ、「厳しい(思ったよりも:20.9%+思ったとおり:34.6%)」との回答が全体の55.5%で半数を超え た。厳しいと感じる理由としては、「活動にかかる期間が長い(51.1%)」「交通費等の費用面(44.1%)」が、選考に直接関わる要因である「選考基 準が高い(28.1%)」「セミナーや選考が集中し多忙である(19.1%)」よりも上位になる結果となった。
また、現時点で不安が「ある」と回答した学生は54.6%と、前月よりも11.7pt減少し、内々定保有率が上がるとともに、不安感は減少しているようだ。
■ 1次面接から内々定までの選考回数は「3回(37.5%)」が最も多く、次いで「2回(36.4%)」
7月末時点で出ている内々定に関して、1次面接から内々定までの選考回数は、「3回(37.5%)」「2回(36.4%)」と、2~3回の選考が平均である ことがわかる。また、1次面接から内々定を得るまでの期間は、3割以上の学生が「1カ月以上2カ月未満(33.9%)」と回答したが、「1週間未満」とい う短期間の回答も1割以上(10.6%)あった。内々定獲得後、入社の意思を固めた時期は、過半数の学生が「7月(50.4%)」と回答した。「入社予定 先企業の選択基準」と「企業を選ぶときの選択基準」を比べてみると、前者の割合が高い項目は、「自分が成長できる環境がある(29.8%)」「希望する勤 務地で働ける(27.5%)」「社員が親身に対応してくれる(17.7%)」などがあがった。
■ 学生に聞いた「この会社に決めた!」「この会社NG!」と思った瞬間の第1位は、ともに「企業セミナーで話を聞いて」という結果に。WEB以外での初期段階の接触の場で入社したいか否かが決まる傾向
学生が、企業に対して「この会社に決めた!」と思った瞬間を聞くと、「企業セミナーで話を聞いて(19.7%)」「先輩社員(OB・OG/リクルーター)と 会って(19.1%)」「人事担当者と会って(18.3%)」の3項目が高い割合となった。会社を決める一手は企業の魅力はもちろん、先輩や人事担当者を あげており、誰と働くかという視点で選んでいることがわかる。一方、「この会社NG!」と思った瞬間については、「企業セミナーで話を聞いて (25.6%)」が全体の約4分の1を占めた。また、「ブラック企業だという評判を聞いて(15.9%)」にも票が集まった。
【「2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」概要】
※1989年からモニターアンケートを実施
○調査内容/就職活動状況の定点調査 ○調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
○調査期間/2015年7月27日(月)~ 2015年8月2日(日)
○調査対象/2016年卒業予定の全国の大学4年生及び院2年生 モニター4,280名 有効回答率35.0%
回答数1,498名(文系男子288名、理系男子486名、文系女子330名、理系女子394名)
※調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています
[本件に関するお問い合わせ・取材等のお申し込み先]
社長室 広報部
TEL.03-6267-4155 FAX.03-6267-4050
e-mail:koho@mynavi.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /8月12日発表・同社プレスリリースより転載)