富士ゼロックス総合教育研究所、
人材開発白書バックナンバー ダウンロードサービス開始
富士ゼロックス総合教育研究所から毎年発刊されている『人材開発白書』のバックナンバー(2009年~2013年)の全文を弊社ホームページより無料でダウンロードできるようになりました。
2009年版と2010年版では、「他者との“かかわり”が個人を成長させる」というテーマのもと、若手・中堅社員が周囲との関係性のもとで成長するためのポイントを分析しています。また2010年版から2014年版までは、「戦略実行力」というテーマのもと、成果をあげるためのミドルのマネジメントのあり方を分析しています。皆さまの日々の活動にお役立て頂きましたら、幸いでございます。
■各号の概要■
【人材開発白書2009】 『他者との“かかわり”が個人を成長させる』
(1)若手・中堅社員はだれとかかわり、何を得ているのか(2)若手・中堅社員の成長感の実態はどうなっているのか(3)どのようなかかわりが成長感をもたらすのか(4)どのような人が“かかわり”から学べるのか⑤どのような組織が“かかわり”を育むのか。この5つの切り口で定量調査を行い、分析の結果から「若手・中堅社員の成長を促すために、いま、何が求められているのか」について、提言をまとめております。
【人材開発白書2010】 『他者との“かかわり”が個人を成長させる(事例研究編)』
人材開発白書2009を補完する形で、事例調査を行いました。人材開発白書2009の調査データの中で、、特に若手・中堅社員の成長感が高かったパナソニックとカネボウ化粧品の事例を調査し、「どうすれば“良質なかかわり”を通じて若手・中堅社員を成長させることができるのか」について、提言をまとめております。
【人材開発白書2011】
『戦略実行力』~メンバーの戦略実行を促進するためのミドルマネジャーのマネジメントを考える~
策定された戦略がメンバーによって実行され、成果という果実を手にするために、ミドルマネジャーは何をするべきなのか。メンバーに対する定量調査を行い、戦略を実行するためのミドルマネジャーの課題について、提言としてまとめております。
【人材開発白書2012】 『戦略実行力』~トップの問題認識とミドルへの期待~
人材開発白書2011を補完する形で、事業トップの視点からミドルマネジャーのマネジメントについて考察しました。事業トップへのインタビューとミドルマネジャーへの質問紙調査を行い、戦略を実行するためのミドルマネジャーの課題について、提言としてまとめております。
【人材開発白書2013】 『戦略実行力』~組織の壁とミドルの巻き込み力~
人材開発白書2011、2012で明らかになた、戦略実行の阻害要因である「組織の壁」に焦点を絞り定量調査を行い、他組織を巻き込むためのミドルマネジャーの課題ついて、提言としてまとめております。
※『人材開発白書』とは
1989年に経済同友会にて発表された「新しい個の育成」の流れを汲んで、当時経済同友会において教育部会長を務めていた小林陽太郎(富士ゼロックス株式会社元取締役会長、当社元取締役会長)の発案で、当社が人材開発の研究に取り組み、その成果報告としてスタートしました。1990年に「価値創造型リーダーの育成」を発表後、1994年からは人材開発問題の時宜を得たテーマを選択して調査・研究を行い、「人材開発白書」としてこれまで12回の発刊を通して、企業経営者、人材開発・教育担当者に、人材開発のあり方について独自の視点で提言してまいりました。
(株式会社富士ゼロックス総合教育研究所 http://www.fxli.co.jp/ /4月10日発表・同社プレスリリースより転載)