外資系企業への転職は報酬、日系企業への転職は雇用保証が重要な要素
~「ロバート・ウォルターズ・ジャパン 職務環境調査 2013年」~
スペシャリスト人材紹介会社、ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社(日本オフィス:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は、700名以上の日本人ビジネスパーソンを対象にグローバル化が進む日本のビジネス環境におけるキャリアアップや国際的なビジネスチャンスについてインサイト調査を実施いたしました。
この調査によると、日本でビジネスパーソンが外資系企業へ転職する際は、“より高い給与・報酬”が重要な要素であり、一方で、日系企業へ転職する際は、主に“雇用保証”が重要であると考えていることが明らかになりました。
調査詳細: http://bit.ly/2013_EIS_jp1
グローバル化により、国際的なキャリアを追求するバイリンガル求職者は選択肢がさらに増えました。スキルが従業員に求められる事が一般的になるにつれ、グローバル志向のビジネスパーソンは外資系企業と日系企業間での転職がしやすくなりましたが、外資系企業と日系企業の違いにより優秀な人材をめぐる競争は続いています。
今回の調査によると、日系企業から外資系企業に転職した約半数(49.7%)の動機は“給与”、4分の1(25.3%)が“職場環境”、16.4%が“昇進・昇格”でした。対照的に、外資系企業から日系企業への転職者の38.6%が“雇用の安定”、23%が“職場環境”、15.8%が“給与”を転職の主な動機としてあげていることが分かり
ました。
▼日系企業から外資系企業へ転職したいと思う主な動機
給与 :49.7%
職場環境 :25.3%
昇進・昇格 :16.4%
雇用の安定 : 2.4%
その他 : 6.2%
▼外資系企業から日系企業へ転職したいと思う主な動機
雇用の安定 :38.6%
職場環境 :23.0%
給与 :15.8%
昇進・昇格 :14.1%
その他 : 8.5%
◆関連リンク
本調査に関する詳細は「ロバート・ウォルターズ・ジャパン 職務環境調査 2013年」完全版をご覧ください。
◆「ロバート・ウォルターズ・ジャパン 職務環境調査 2013年」について
本調査は、国内約700人のグローバル人材からの回答をもとに、グローバル化が進む日本市場におけるビジネスパーソンのモチベーションや懸念点を調査結果としてまとめました。
◆ロバート・ウォルターズについて
ロバート・ウォルターズ株式会社は、1985年英国ロンドンにて設立され、世界24カ国の主要都市に53の事業所を有するグローバル人材紹介会社です。2000年に設立された日本オフィスでは、全ての業界を対象に専門分野に特化した人材紹介および人材派遣サービスを提供しています。
当社は、日系中小企業から大手企業、世界有数のグローバル企業に至るまで、幅広い層のクライアント企業と取引があります。人材紹介の業種と職種は多岐に渡り、銀行・証券、投資、不動産・保険、経理・財務、IT、法務・コンプライアンス、営業・マーケティング、人事、秘書・サポート業務、物流・購買・サプライチェーン、リテール、サービス業、医療・医薬・バイオ分野を専門としています。
(ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 http://www.robertwalters.co.jp /9月5日発表・同社プレスリリースより転載)