中産連、「自律型社員育成プログラム」による人材育成支援を開始
マネジメントと人材育成の専門団体、一般社団法人 中部産業連盟(名古屋市・東京都千代田区、会長:平野幸久、以下中産連)は、「自律型人材の育成」を目的に、一貫したテーマで若手・中堅社員を育てる階層別教育ノウハウ(人材ビジョン、育成体系、研修プログラム)による人材育成支援サービスを開始しました。
■ 背景~他律・他責に脅かされる職場と高まる自律型人材の育成ニーズ
職場からは未だ「言われないと動かない、自分で考えて行動しない他律社員」や「問題に向き合わず、責任を他者に押し付け、自分の行動を変えようとしない他責社員」に悩む声が多く聞かれます。そんな中で企業は「自律型人材の育成」を方針に掲げます。
しかし自律型人材とはなにか(人材ビジョン)、なにが求められるのか(要求項目)を明確化し、組織内で共有している企業は少ないのが現実です。
また、だれがなにをどのように育成するのか、その具体的な方法もなく、職場と上司に「OJT」と称して丸投げしている企業が多いのも現実です。
■ 「自律型社員育成プログラム」とは
人材ビジョンを描き、要求項目を明確にする作業は大変な負荷であり、中堅・中小企業では「そこまでできない」のが現実です。
中産連は、企業が求める自律型人材像について分析し、要求項目を独自に体系化しました。
「自律型社員」とは、中産連が独自に定義した自律型人材モデル(人材ビジョンと体系化された要求項目)です。
中産連は、この自律型人材モデルを基盤として活用する「自律型社員育成プログラム」を発表(公益社団法人全日本能率連盟主催、全国能率大会・優秀論文)しました。
その特長は以下の通りです。
❖自律型社員に求められる要求項目を新入社員の段階から成長ステップに合わせ、少しずつ段階的に計画的に学ぶことができる
❖自分の行動の中にある他律・他責の問題を洗い出し、成長課題を自分で決める
❖成長課題を職場や仕事で実践できるよう上司を巻き込み、OJTを活性化させて「自律型社員の姿勢と行動」を身につける
中産連は、より多くの企業の「自律型人材育成ニーズ」の応えるために、この度「自律型社員育成プログラム」の本格展開を開始しました。
■関連URL
http://www.chusanren.or.jp/hrm/02-04a.html
【本件に関するお問い合わせ】
一般社団法人 中部産業連盟 東京本部 職場力開発センター
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2-6 垣見麹町ビル5F
担当:井上
TEL:03-5275-7751
E-Mail:tokyoj@chusanren.or.jp
(一般社団法人中部産業連盟 http://www.chusanren.or.jp/ /6月18日発表・同法人プレスリリースより転載)