『2012年マイナビ新入社員意識調査 ~3ヵ月後の現状~』 を発表
~ 今年の新入社員は、9割以上が「この会社に入社してよかったと思ったことがある」と回答
「先輩・上司に恵まれた」と感じている新入社員が約5割 ~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、2012年4月入社の新入社員を対象とした「2012年マイナビ新入社員意識調査 ~3カ月後の現状~」の結果を発表しました。本調査は、マイナビ実施の新入社員研修フォローアップ講座に参加した各企業の新入社員790名に、新入社員の意識(仕事環境・キャリア・自分の将来・能力向上など)についてのアンケートを調査し、まとめたものです。概要は以下の通りです。
【 2012年マイナビ新入社員意識調査 ~3ヵ月後の現状~ 概要 】
○ 調査期間/2012年7月2日~2012年7月6日
○ 調査方法/記入選択式アンケート調査
○ 調査対象/7月開催の新入社員研修フォローアップ講座(マイナビ実施)に参加した新入社員 790名(有効回答数:788名)
※ 調査結果の詳細はマイナビ研修サービスHPで公開しています
<調査結果の概要>
■ 社会人になって「厳しい」と感じた新入社員は約7割。この会社に入ってよかったと思う瞬間は、「先輩・上司に恵まれたと感じた時」が約5割と働く環境を重視
2012年4月に入社した新入社員に「社会人になってどう感じたか」を聞いたところ、「厳しかった」と答えた割合は68.2%(【想像していたよりも、厳しかった】25.4%+【想像していた通り、厳しかった】42.8%)、「厳しくなかった」と答えた割合は30.7%(【想像していたよりも、厳しくなかった】29.4%+【想像していた通り、厳しくなかった】1.3%)となった。入社してから3カ月間ですでに、様々な厳しい場面に直面しているようだ。
また、「この会社に入社してよかった」と思ったことがあるかを聞いたところ、9割以上が「よかった」と回答した。それはどんな時かを聞いたところ、1位は「先輩・上司に恵まれたと感じた時」の49.2%で、約5割が仕事内容よりもまずは人間関係や働く環境を重視している傾向にあることが分かった。今の会社に入社して厳しいと感じている新入社員が多く、入社前後のギャップがあるが、現段階では入社してよかったと思い、環境や経験によってギャップは解消される可能性があることが見てとれた。
■ 社内で「目立ちたい」と思う新入社員は、約6割。比較的自己顕示欲が強い傾向に
会社で目立つ(出る杭になる)」ことについて聞いたところ、「目立ちたい」が60.8%(【目立ちたい】19.0%+【どちらかといえば目立ちたい】41.8%)、「目立ちたくない」が38.5%(【どちらかといえば目立ちたくない】31.5%+【目立ちたくない】7.0%)となった。最近の新入社員は、“消極的で控えめ”と言われることが多いが、この結果を見ると比較的、自己顕示欲が強い様子が伺えた。
■ 4人に3人はOJTトレーナーがいながらも面談が十分に実施されていない、またはOJTトレーナー自体がいないという結果に
「OJTトレーナー(自分の教育担当)はいますか」と聞いたところ、「定義通りのOJTトレーナーがいる」(※)は59.6%、「いない」は39.7%であった。OJTトレーナーがいると回答した新入社員に面談頻度を聞いたところ、「毎日」が34.7%、「(面談は)やっていない」が29.0%と差が開き、面談時間も「1時間以上」が29.7%、「15分程度」が26.9%となり、時間にも差が出る結果となった。
また、研修に参加した新入社員全体でOJTトレーナーとの面談を「週1回以上で、合計30分以上」受けている割合を算出したところ、実施している割合は、22.5%となった。4人に3人はOJTトレーナーがいながらも面談が十分に実施されていない、またはOJTトレーナー自体がいない結果となった。
※OJTトレーナーの定義:人事部所属ではなく現場の社員であり、日々の仕事を通じて仕事に必要な知識やスキルを新入社員に教える人。「教育担当」ともいう
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /7月26日発表・同社プレスリリースより転載)