マイナビ、『「若手社会人」と「内定学生」の仕事に関する意識調査』結果を発表
~「愛社精神」を感じている内定学生が89.0%で調査以来の最高値~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、働く人の仕事&恋愛ポータルサイト「COBS ONLINE(コブスオンライン)」の会員である若手社会人(入社2~5年目)と、学生のための社会人準備応援サイト「フレッシャーズ マイナビスチューデント」の会員である内定学生(2012年4月入社予定)を対象に、「仕事に関する意識調査」を実施しました。調査結果の概要は以下の通りです。
◆ <愛社精神>
「愛社精神がある」内定学生は89.0%で調査以来の最高値。
一方若手社会人は40.9%で調査以来の最低値。両者の間には48ポイント以上の差
今の会社、または入社する会社に対して愛社精神があるかを、内定学生と若手社会人の双方に尋ねた。まず内定学生は、「非常にある」(28.1%)、「まあまあある」(60.9%)と、合わせて89.0%が入社前にもかかわらず、高い愛社精神を示した。これは2008年の調査以来最高の数値であった(昨年比8.0pt増)。では、「なぜ愛社精神を感じるのか」と尋ねると【複数回答】、1位は「努力して内定をもらった会社だから」(55.6%)となり、今年は震災による影響で就職活動のスケジュールが延期、変更になるなど、就職活動を巡る環境の変化が大きく、その中で内定を勝ち取った学生たちの心理が伺える。また2位「やりがいのある仕事ができそうだから」(54.6%)、3位「自分のスキルアップにつながりそうだから」(33.5%)だった。
その一方、若手社会人は愛社精神が「非常にある」(5.4%)、「まあまあある」(35.5%)と、“愛社精神がある”という回答は40.9%となり、調査以来最低の数値であった。“愛社精神がない”と回答した若手社会人(59.1%)に、「なぜ愛社精神を感じないのか」を尋ねると【複数回答】、1位「仕事にやりがいを感じないから」(38.4%)、2位「尊敬できる上司や先輩がいない(少ない)から」(33.3%)、3位「福利厚生、給料など待遇や労働環境が良くないから」(27.3%)となった。
◆ <出世意欲>
若手社会人の半数が「出世したいと思わない」。内定学生は「役員まで」を望む回答が最多
若手社会人に「どこまで出世したいか」を尋ねたところ、1位は「出世したいと思わない」の51.0%となり、2008年の調査以来4年連続の1位となった。
一方内定学生では、昨年は「部長・プロデューサーまで」が27.3%で1位だったが、今年は「役員まで」(28.1%)が最多回答となった。前述の愛社精神の高まりと合わせて、厳しい就職活動を経て内定を得た学生の、仕事に対するモチベーションの高さが垣間見られる。
◆ <先輩・後輩の関係性>
飲み会で先輩がおごるのは「当然だと思わない」若手社会人が過半数の53.2%
理想の「後輩との関係」について若手社会人に尋ねたところ、「仕事もプライベートでも相談し合える関係」(20.3%)よりも、あくまでも「仕事でお互いにサポートし合える」関係(38.2%)を望む声が多かった。また、「会社の飲み会などで先輩が後輩におごるのは当然だと思いますか?」という質問には、「当然だと思う」(5.1%)、「まあ当然だと思う」(41.8%)、「あまり当然だと思わない」(42.4%)、「当然だと思わない」(10.8%)となり、過半数を超える53.2%が“当然だと思わない”と回答する結果となった。
※ 構成比の数値は、四捨五入しているため、100%にならないことがあります
<「若手社会人と内定学生の仕事に関する意識調査」調査概要 >
【調査方法】
COBS ONLINE(若手社会人)、フレッシャーズ マイナビスチューデント(内定学生)両会員にメールにてアンケートを送付。WEBから回答。
【調査期間】
若手社会人:2011年9月16日(金)~9月25日(日)
内定学生 :2011年9月16日(金)~10月5日(水)
【回答】
若手社会人:335件(入社2~5年目、男性:118件、女性:217件)
内定学生 :463件(2012年4月に入社を控えた学生 男性:206件、女性:257件)
※ 調査結果の詳細は、「COBS ONLINE」および「フレッシャーズ マイナビスチューデント」で公開しています
※ 「COBS ONLINE」(コブスオンライン)は、「働く人の仕事&恋愛ポータルサイト」をテーマに、仕事や恋愛、ライフスタイルなどのコンテンツを提供する総合サイトです。「フレッシャーズ マイナビスチューデント」は、就職活動を終了した学生に対して、卒業までの間社会人準備情報を提供する総合サイトです
※ 「COBS ONLINE」は2011年11月8日(火)から、知りたいを刺激する総合専門サイト「マイコミジャーナル」と統合し、総合情報ポータルサービス「マイナビニュース」へとリニューアルいたします
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /10月19日発表・同社プレスリリースより転載)