テンプスタッフ・ウィッシュ、学童保育指導員の教育を強化
~増える学童需要に対応 指導員のスキルアップと質の高い運営を~
総合人材サービスのテンプグループで、保育・託児サービスを手掛けるテンプスタッフ・ウィッシュ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:西内隆昭)は、学童保育(※1)にかかわる指導員の教育研修を年間で行い、指導員のキャリアアップサポートと質の高い受託運営を行ってまいります。
共働き家庭の増加と核家族化の進行を背景とした日本女性の就業率上昇(1999年より4.7ポイント増(※2))に伴い、学童保育の利用者数も過去5年間で1.49倍に増加、施設数は1.34倍に増加していますが、学童保育の待機児童数は1万人を超えており(※3)、依然として学童保育施設の不足が続いています。その中で、民間法人が運営する施設は2007年と比較し2.4%上昇するなど、民間運営委託が進んでいるほか、英語学習や送迎付きなど特長をもった施設が増加しています。一方、将来的なキャリアプランが見えにくい、給与や休暇など就業条件に課題があるなどの理由から、指導員の半数は3年以内に退職しています(※4)。自治体や施設では、拡大するニーズに対応するため指導員の確保が重要な課題であり、労働条件の改善やスキルアップ支援による指導員の安定就業の必要性が叫ばれています。
そこで、テンプスタッフ・ウィッシュでは、学童保育の基本に立ち返り『家庭に代わる毎日の「生活の場」として、成長期にある子どもたちに安全で安心な生活を保障する』ことを基本方針とした学童施設の運営と最適な運営をつかさどる指導員のスキルアップ研修の実施やキャリアプランの提示を行ってまいります。
安全・危機管理・マネージメント・アクティビティなど学童保育に関するさまざまなテーマに沿った研修を実施し、指導員の知識向上と質の高い学童保育運営の実現を目指します。また、指導員は経験や成果に応じ、リーダーから責任者、複数施設を統括するリーダーなどへのキャリアプランを提示し、これにより長期安定した就業や長いスパンで子どもの成長を見届けられる体制を構築することで、安全・安心の運営を行います。
弊社では今後も、保育施設の受託運営や保育士派遣を通じて新たな雇用を創造するとともに、企業や自治体と協力した託児施設の運営なども視野に入れ、自治体・企業の子育て支援対策に寄与することで、女性の就業を支援してまいります。
(※1) 学童保育とは、労働などの事情により昼間保護者が家庭にいない小学生の児童に対し、放課後や長期休暇中、保護者に代わって行う保育
(※2) 2010年版「男女共同参画白書」より
(※3・4) 2009年5月1日現在の学童保育の実施状況調査結果より
■ 学童保育指導員向け研修
実施期間:
2011年4月~2012年3月
対象:
弊社受託の学童保育指導員
内容:
【安全】
・応急処置研修基本編 ・上級救急救命
・防火管理責任者研修 ・不審者対応
【危機管理】
・個人情報保護研修 ・子どもの権利条約基礎講座
【マネージメント】
・リーダー養成用研修 ・利用者意見の反映 ・苦情解決方法
【アクティビティほか】
・障がいのある子どもへの対応 ・デイキャンプ研修
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
(テンプスタッフ株式会社 http://www.tempstaff.co.jp /8月12日発表・同社プレスリリースより転載)