パソナキャリア、転職後の不安に関する調査結果を発表
パソナキャリア(東京都千代田区、渡辺尚・代表取締役社長)では、「転職後の不安に関する調査」を実施しましたので、その結果をご案内いたします。
【 調査結果概要 】
■ 転職をした際、転職後の会社で不安に感じることは『人間関係』『仕事内容』『長期就業』『会社の成長性』。
■ 転職後の不安から伺える年代ごとの転職に対する意識の傾向としては、20代は「受身な姿勢」、30代は「自発的な転職」、40代は「即戦力としての転職」という結果に。
【 調査結果詳細 】
入社後の不安として上位にあげられたのは、「上司や同僚・部下との人間関係」(56.8%)、「仕事内容が思い描いていたどおりかどうか」(56.3%)、「入社先で長く働くことができるかどうか」(51.3%)、「会社の今後の成長性」(45.9%)があげられました。
最も不安な点としては、「仕事内容が思い描いていたどおりかどうか」(20.8%)、「入社先で長く働くことができるかどうか」(16.7%)、「上司や同僚・部下との人間関係」(12.8%)、「スキルや経験が通用するかどうか」(11.3%)が上位にあげられています。
■ 20代の傾向
他年代と比較すると「上司や同僚・部下との人間関係」「仕事内容が思い描いていたとおりかどうか」「長く働くことによってスキルアップが見込めるかどうか」という点が不安として高くなっています。20代前半にかぎるとさらに「中途入社者の受け入れ体制が整っているかどうか」という点も全体・他年代と比較すると高くなっており、若干転職後に関して受身な姿勢が見受けられます。
■ 30代の傾向
他年代と比較すると「会社の今後の成長性」という点が不安として高くなっています。また、「上司や同僚・部下との人間関係」「長く働くことでスキルアップが見込めるかどうか」「社内ルール」「中途入社者の受け入れ体制」等は、全体・他年代より低くなっており、自発的な態度で転職にのそんでいることが伺えます。とはいえ、最も不安な点としては「仕事内容が思い描いていたとおりかどうか」「入社先で長く働くことができるかどうか」という点が他年代よりも高く、転職に対して慎重な一面も見受けられます。
■ 40代の傾向
他年代と比較すると「スキルや経験が通用するかどうか」という点が不安として高くなっています。その一方で、「長く働くことでのスキルアップ」「オフィスなどの社内環境」「残業時間が多くないか」という点は他年代よりも低く、即戦力として転職に臨んでいることが伺えます。
【 調査の概要 】
調査方法: パソナキャリアにご来社いただいた転職希望者に対してアンケート用紙にて回答を回収
調査期間: 2009年5月1日〜2009年5月31日
回答件数: 797件
パソナキャリア http://www.pasonacareer.jp//同社プレスリリースより抜粋・8月25日