産業能率大学、「2009年度新入社員が選ぶビジネス流行語」調査結果を発表
学校法人産業能率大学(本部:東京都世田谷区、上野俊一・理事長)は、今年度の新入社員を対象に、近年流行したと感じるビジネス分野の言葉が何かを聞き、「2009年度新入社員が選ぶ“ビジネス流行語”」としてまとめました。
調査は、3月25日から4月10日までに本学が開催した新入社員研修の参加企業 145社614人を対象に実施、583人から有効回答を得ました。対象は、主として首都圏に本社を置く企業に今年入社した大学・大学院卒の新入社員です(短大・専門学校卒も2割程度含みます)。
調査では、本学選定の20語の中から3つ選択してもらいました。その結果、新入社員が選んだ“ビジネス流行語”の1位は「内定取り消し」で411票、約7割の新入社員がこの言葉を選択しました。今年度の新入社員にとって、この言葉がいかに他人事でなく“自分事”であったかを表しているのではないでしょうか。
内定取り消しに続く2位は、「派遣切り」。内定取り消しと同様に非常に多くの新入社員が選択しており、雇用をめぐる言葉が1位と2位を占めました。3位は「リーマンショック」で、約3割が選択しています。
なお、本学が2008年12月に企業経営者を対象に聞いた同趣旨の調査「社長が選ぶ 今年のビジネスキーワード2008」では、「サブプライム」が1位、これに「原油価格高騰/下落」「リーマンショック」が続いていました。調査・集計方法や選択肢が異なるため一概に比較はできませんが、この企業経営者の回答と、今回の新入社員の回答には違いが明確に出ており、立場によって感じ方が大きく異なることが分かります。
【 2009年度新入社員が選ぶ“ビジネス流行語” 】
調査期間: 2009年3月25日〜4月10日
調査対象: 新入社員研修の参加者614人
調査方法: 書面アンケート
有効回答: 583人(男性390人・女性193人)
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
学校法人産業能率大学 http://www.sanno.ac.jp//同社プレスリリースより抜粋・5月1日