就活カレッジ、内定取り消し学生を就職支援
「社長面接権発行サービス」を開始
ネオキャリアの子会社で新卒紹介サービスを提供する、就活カレッジ(東京都港区、遠藤彰ニ・代表取締役)は、現在急増中の内定取り消しを受けた来年春卒業予定の学生に限定して、「社長面接権発行サービス」を2008年12月15日より開始しました。
就活カレッジでは、10月以降、既に内定取り消しを受けた学生16人に、キャリアコンサルタントがカウンセリングを行い、企業を紹介しています(12月24日現在)。カウンセリングの結果、16人全員が「一刻も早く就職活動を進めたい」と痛切に考えていることがわかりました。そこで、彼らのニーズに応え、通常の選考フロー(一次選考は人事担当者が面接を行うことが多い)を短縮し、内定取り消し学生限定で、特別に一次選考から社長面接を行うことができるようにいたします。就活カレッジが現在学生に紹介している採用活動中の約200社(約500件の求人案件)のうち、まずは約30社で本サービスを開始し、今後、導入企業数を増やしていきます。
■ 学生に無料で就職支援(個別カウンセリングを行い、ニーズに合った企業を紹介)
就活カレッジは、就職活動中の学生を無料で就職支援しており、キャリアコンサルタントが、登録学生に個別カウンセリングを行い、学生の就職観や希望職種、業種についてヒアリングをします。同時に、採用活動中の企業にも個別に求める人材についてヒアリングします。その後、双方のニーズと適性に合った学生を企業に紹介し、企業が選考を行い、内定承諾が出た時点で企業が承諾人数ごとに就活カレッジに紹介料を支払う成果報酬形式を採用しており、学生は費用を全く支払う必要がありません。
■ 内定取り消しを受けた学生がカウンセリングを受けに来社
現在、来年春卒業予定の学生が、毎日10-15人程カウンセリングに来社しており、採用活動中の約200社(約500件の求人案件)の中からマッチする企業を学生に紹介しています。来社する学生は、今年の秋に海外の大学を卒業して帰省した学生や、内定を保有しながら内定をもらった企業の許可を得て就職活動を続けている学生が多いのですが、本年10月からは、内定取り消しにより急遽活動の再開を余儀なくされた学生が急増しています(10月に3人、11月に4人、12月に9人が来社)。現在、内定取り消しが急増しているため、今後もその数は増えていくのではないかと思われます。
■ 内定取り消し学生:「早く進めたい」⇔企業:「優秀な学生が多いので早く面接したい」
カウンセリングをした内定取り消し学生全員から、「一刻も早く就職活動を進めたい」という声を受けています。また、内定取り消し学生は、優秀な学生が多く、企業からのニーズが非常に高いため、採用中の企業からも「早く学生に会いたい」というニーズを受けています。そこで、双方のニーズに応え、両者のマッチングを迅速に行うために、「社長面接権発行サービス」を提供することにいたしました。
■ 中小ベンチャー企業は「内定取り消しが出る今がチャンス」と捉え、採用を積極化
一方、これまで売り手市場であったため、学生からの応募を集めにくかった中小ベンチャー企業などの中には、「むしろ、内定取り消しが出ている今こそチャンス」と捉えて、採用を積極化している企業もあります。
就活カレッジでは、来年3月までに、2009年度卒業予定学生280 名以上を企業に紹介する予定です(2008年度実績234 人)。また、内定取り消しをした企業からも、内定取り消しをした学生に他の企業を紹介してほしいという連絡も入っています。
■ 新卒紹介のプロセス
1. 登録学生に個別カウンセリング(学生の就職観、希望職種、業種などについてヒアリング)
2. 企業に個別に求める人物像についてヒアリング
3. 学生と企業双方のニーズと適性に合った学生の履歴書を企業に提出
4. 気に入った学生がいれば、企業が選考(面接設定や学生への面接アドバイスは就活カレッジが行う)
5. 内定承諾が出た時点で企業が初めて紹介料を支払う(成果報酬形式で承諾辞退の場合は全額返金)
就活カレッジ http://www.s-college.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・12月24日