インテリジェンス、中国での技術系新卒者の
採用支援サービスを開始
総合人材サービスのインテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 兼 社長執行役員)と中国ビジネスに特化したコンサルティングサービスのSLG&パートナーズ(東京都台東区、庄司直久・代表取締役社長)は、2009年1月より、中国でのビジネス拡大を目指す日本企業を対象に、中国での技術系新卒者の採用支援サービスを開始します。高度な技術力をもつ中国理工系有力大学出身者に特化した新卒採用支援サービスは、人材サービス業界初の試みです。
インテリジェンスは日本企業の人材戦略部門と強いリレーションがある一方、SLG&パートナーズはこれまでも、欧米企業向けに中国での技術者採用支援を行ってきた実績とノウハウがあり、このたび両社で日本企業向けの採用支援サービスを開発。本格的なサービス提供を開始する運びとなりました。
【 実施背景 】
―高度化著しい中国の研究開発環境―
近年、中国では国家事業として科学技術の研究開発環境の拡充、科学技術立国を目的とした能力向上を進めており、重点ハイテク分野の研究開発計画や、巨大サイエンスパークの建設など、2000以上もの国家プロジェクトが進行しています。
さらに、技術者の育成環境の整備にも力を入れており、理工系大学の研究開発能力向上を目的とした優遇政策が設けられ、各大学でダイナミックな改革が進行中であり、理工系大学の卒業生は、毎年、120万人にも及ぶ層の厚さを誇ります。
― グローバル人材獲得競争が過熱する中国で、欧米に立ち遅れる日本 ―
日本では、少子化や若者の理系離れなどを背景に、優秀な技術者の獲得が困難になりつつあります。最近では徐々に、中国人技術者の活用が進んではいるものの、“高度な技術力”という観点での人材活用は進んでおらず、早期に中国本土において中国人技術者の活用を進めてきた欧米企業に比べ、大幅に立ち遅れているのが実態です。
【 サービス内容 】
― 提携有力大学への直接アプローチ、ハンティングが可能 ―
今回の採用支援サービスでは、中国の理工系有力大学全てを対象とし、特に上位20校をターゲットとした個別のヘッドハンティングが行えるほか、採用企業のニーズに合わせて、大学の就職課やゼミに対する直接アプローチ、就職情報サイトへの企業情報掲出をはじめとする採用PRサービス、大学内での採用セミナー実施代行、更に、選考の進捗管理や応募者への連絡業務といった選考支援サービスまで幅広く請け負い、採用企業の条件に合った学生の獲得を実現します。
インテリジェンスとSLG&パートナーズは、今回の新サービスを通じて、日本企業の中国での研究開発拠点の拡充、中国市場での持続的な事業成長、発展を支援することで、人材獲得・活用の面から、日本企業の真のグローバル化に貢献していきます。
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インテリジェンス http://www.inte.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・12月18日