「リファラル採用に関するアンケート調査」を実施
8割の企業が導入も“成果に壁” リファラル採用の最大課題は“社内広報”
リファラル採用を活性化させるクラウドサービス「Refcome(リフカム)」を提供する株式会社ウィルオブ・パートナー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:清水 巧)は、企業で人事・採用職として働く全国の20歳~59歳の男女416名を対象に、「リファラル採用に関するアンケート調査」を実施しました。
調査の結果、81.4%の企業がリファラル採用を導入済みでありながら、その最大の課題は“社内広報不足”であることが明らかになりました 。導入率は8割を超え、その9割近くが採用実績を上げている一方で、制度が社内に浸透しきらず「成果につながりにくい」という課題も浮き彫りとなっています 。
■調査結果トピック
- 81.4%の企業がリファラル採用を実施 。
- 最大の課題は“社員への広報不足”(33.5%) 。
- リファラル採用専用のシステム導入は56.6%の企業が導入済み
81.4%の企業がリファラル採用を実施
「リファラル採用という言葉を知っているか」という質問に対し、「知っている」と回答した人(64.7%)のうち、「あなたの従事する会社ではリファラル採用を実施しているか」という質問に対しては、81.4%が「リファラル採用を実施している」と回答しました 。
また、「リファラル採用を実施している」と回答した人に「リファラルでの採用実績はあるか」について聞いたところ、91.8%が「採用実績あり」と回答しました 。リファラル採用の制度の導入だけでなく、採用に一定の成果が出ている企業が多いことがわかります 。
最大の課題は“社員への広報不足”(33.5%)
「リファラル採用を実施・検討する上での課題(複数回答)」について聞いたところ、「社員への広報ができていない」(33.5%)が最も多く、次いで「成果が出ない・出るか不透明」(30.9%)、「社員の協力が得られない」(30.1%)という結果になりました 。リファラル採用の制度や採用実績が一定数あるものの、社内に制度が浸透していないことが課題となっている企業が多いことがわかります 。
リファラル採用専用のシステム導入は56.6%の企業が導入済み
「リファラル採用専用のシステム・ツールを利用しているか」について聞いたところ、56.6%の企業が導入済みという結果でした 。すでに半数以上の企業が利用しており、制度の普及とともにツール活用も本格化してきている状況が明らかになりました 。
まとめ
今回の調査により、リファラル採用は多くの企業で導入され採用実績も出ている一方で、「社内広報が十分でない」「成果が不透明」といった運用上の課題を抱えている企業が少なくないことが明らかになりました 。また、支援ツールの導入についても56.6%にとどまっています 。今後はリファラル採用の制度を活かしきるために、社内への広報や運用支援の仕組みづくりはもちろん、リファラル採用の定着をサポートするツールや外部サービスへの関心も、今後さらに高まっていくことが予想されます 。
◆調査概要
調査概要:リファラル採用に関するアンケート調査
調査期間:2025年7月22日~7月28日
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査対象:人事・採用職として働く20歳~59歳の男女
有効回答数:416
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ウィルオブ・パートナー /2025年9月3日発表・同社プレスリリースより転載)
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