オムロン パーソネル、「中高年者の紹介予定派遣事業」開始
オムロン株式会社100%出資の総合人財サービス会社であるオムロン パーソネル(京都市下京区、岡田義一・代表取締役)は、関西地区において2008年8月から、紹介予定派遣をメインとした中高年者の人材派遣、及び人材紹介事業を開始いたします。 ■ 背景 公的年金の支給開始年齢の引き上げや、生活費の確保、「定年後も働くことで社会に貢献していきたい」というシニアの就労志向の高まりなどにより、「定年後は悠々自適」という状況は過去のものになりつつあります。一方、少子高齢化による労働人口の減少や、団塊世代の退職による技能継承が懸念されている昨今において、企業はシニア人材が持つ経験や知識などをいかに活かせるかが重要な課題となっています。 ■ 再就職への近道である「紹介予定派遣」をメインに展開 「シニア人材活用の有効性」が叫ばれながらも、その起用がうまく行っていないケースも多く見られます。企業側は採用したシニアに対し、「期待したほどの成果が認められない」「企業文化に馴染まない」など、その能力と人柄について不満を抱く一方で、シニア側は「当初聞いていた業務内容と違う」「待遇に納得いかない」などといった不満を持ち、結局退職に至るケースも見受けられます。しかしながら、企業側も求職者側も業務がスタートしてみなければ見えてこないことが多いものです。 そこでオムロン パーソネルでは、そのようなミスマッチを防ぎ、より多くの方に第一線でご活躍いただくために、再就職の近道である「紹介予定派遣」をメインとし、シニア人材派遣、及び人材紹介を開始することとしました。 紹介予定派遣とは、派遣する際の事前面接が認められており、かつ派遣期間中に企業側は派遣労働者の業務遂行能力等が直接雇用するに相応しい人材かを見定めることができ、派遣労働者は派遣先企業の仕事やポジションが自分に合うかを見定めることができるシステムです。 ■ 派遣後、入社後も継続的にフォロー オムロン パーソネルのシニア人材事業の特徴の一つは、派遣後、入社後も継続的にフォローを行なっていく点です。「定期的集合研修」や「報告会」の開催、さらにオムロン パーソネルにご登録いただいた方のみが参加できる「OPCシニアネット(仮称)」を構築し、それぞれの場所で活躍するシニア同士が情報交換できる環境を整備します。 (オムロン パーソネル http://www.opc-info.com/ /同社プレスリリースより抜粋・8月5日) |