マンパワー・ジャパン、岐阜と松江に2支店を同時開設
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン(神奈川県横浜市、渕木幹雄・代表取締役社長) は、この度、岐阜県に1支店(岐阜支店)、島根県に1支店(松江支店)の計2支店を同時に開設、7月14日から営業を開始します。 今回新たに開設する支店は、2007年9月に発足した地方拠点における新規事業「Dandelion(ダンデライオン)」の支店新設第4 弾として位置づけられるものです。ダンデライオン事業部としては、昨年12 月から合計17 支店を開設、マンパワーの拠点は全国で133ヵ所となります。 今回出店地域に選出された松江市は、島根県の県都および山陰地方の中央部に位置する水郷都市であり、その豊富な地域資源を活用して多くの企業が工場の新設や増設を積極的に推進していることから、今後産業の成長に伴う人材需要の高まりが予想されます。更に、松江市には輸出を中心に事業を展開している企業が集中しており、近隣のアジア諸国やヨーロッパとの貿易も盛んであり、営業開拓の見込みが大きいことが挙げられます。 また、電子部品やデバイスなどの製造業をはじめ、食料品の流通や卸売などのサービス産業も活発化しているため、松江市を今後積極的な営業展開に向けての重要拠点として位置づけました。新設される松江支店は、山陰エリアにおいて2支店目となり、ダンデライオン事業部の支店として今年2月に開設した鳥取支店と併せ、同エリアにおける営業基盤のより一層の拡充を図ります。 また、岐阜県の中核都市である岐阜市は、地域経済の中核として、従来から盛んな繊維、プラスチック、精密機器などの地場産業の再活性化を推進しており、近年では、情報通信関連サービス業のコールセンターの誘致を増やしていることから、さらなる人材需要が見込まれます。さらに、岐阜市は7月上旬に東海北陸自動車道の開通を控えており、北陸地方との連携が一層強化されるため、今後さらなる産業の発展と雇用機会の増大が予想されます。東海エリアには、現在9支店ありますが、岐阜支店を新設することより、近年企業の工場立地が盛んな東海北陸エリアを積極的に開拓し、企業や求職者の方々のニーズにより迅速に対応する営業基盤の強化を図ります。今回新設される2支店における初年度の売上合計は約2億2000万円、登録スタッフ数は約1400名を見込んでいます。 昨年12月から、今後人材の需要が見込まれる九州・四国エリアをはじめ、北信越・北関東エリア、東北エリアに合計15支店を勢力的に開設し、今回新たに山陰・東海エリアに2支店を開設することで、これまで十分なサービスを提供する体制が整っていなかった地域において、より積極的な営業活動の強化が可能となります。新規事業発足当時に比べ、組織体制の整備や業務の効率化を経て、より円滑な営業活動を行う体制が整い、地域戦略拠点として蓄積してきたノウハウを生かし、コールセンターや地域に進出している企業の事業所及び工場の受注獲得など、人材需要の増加に伴う成果が出ています。新設する2支店では、一般派遣に加え、紹介予定派遣や人材紹介にも注力し、新たな顧客獲得に向けた徹底したサービスの充実を図ります。さらに、登録キャンペーンをはじめ様々な施策を推進し、人材を必要としている地元企業や地元で就業を希望する方々の多様化するニーズに対応した、より付加価値の高いサービス分野を新たに開拓するとともに、地域に根ざした営業活動を引き続き強化していきます。 日本での拠点拡大戦略の成功事例をもとに、マンパワーのアジア各国でも「ダンデライオン事業」のビジネスモデルに基づき、積極的に拠点を拡大しています。タイでは、今年に入り3支店が新設され、さらに第二弾として2支店を開設する準備が始まっています。また、韓国と中国でも拠点拡大に向けて、最終的なマーケット調査を行っています。 マンパワー・ジャパンでは、今後も、グローバル企業の強みとネットワークを積極的に生かし、海外との連携をより強化し、ビジネスモデルを共有することで、多角的な営業戦略を展開していきます。 (マンパワー・ジャパン http://www.manpower.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・7月3日) |