Life Lab、農業を志す若者と、後継者不足に悩む農家・地方を結ぶ
『農業専門人材紹介サービス』を開始
日本の第一次産業及びその関連事業への総合支援サービスを展開する Life Lab(東京都新宿区、西田裕紀・代表取締役)は、農林漁業の求人サイト『 第一次産業ネット 』の利用者拡大(600万PV/月)に伴い農業を仕事にしたい若者の就農をより確実にし、農業における様々な人的問題を解決するために、『農業専門人材紹介サービス』を開始しました。 ■ 『農業専門人材紹介サービス』開始の背景とその理由 世界中で様々な食糧問題が起こる中、日本の食、農業というものが今、見直されつつあります。そのような流れを受け、単に農業への関心が増したというだけでなく、真剣に就農を希望する若者が増えてきている一方、農業界では依然として労働力不足、高齢化、後継者不足など人的問題が解決されないままの状態です。 その原因としては ◆ 国の庇護下にあったため、これまで採用力を培うことができなかった。(採用ノウハウの不足) ◆ 求人情報の発信方法や媒体がわからず、農家の求人情報が就農希望者に届いていなかったり、望む情報が出ていない このような背景を踏まえ、農家と就農希望者、双方の満足度がより高まる就農を生み出すため、このサービスを開始。農家の採用ニーズを汲み取ったうえで、就農希望者一人ひとりの相談を受け、様々な就農スタイルを提案しています。 ■ 後継者は必ず見つかる!当社を利用して後継者候補を2名採用した長野県の酪農家の事例 農業は家業ととらえ、第三者を後継者として迎え入れることに抵抗を感じる農家が多く、後継者不足問題が解消されない中、長野県で酪農業を営むN牧場(個人事業主、夫婦2人で運営)は実際にLife Labの支援を受け、牧場の後継者候補として二人の若者を採用されました。一人は牧場勤務経験のある方、もう一人は来春大学を卒業する農学部の学生、いずれも血縁関係のない、身内以外からの採用です。このN牧場のように農業に対して真剣な『想い』を持った若者と農家が出会うことで、日本の農業が活性化されます。 以下、N牧場のオーナー談 「私たちのところには子供がいますが、子どもたちは牧場を継がないので、早いうちから後継者の採用を考えていました。ですが、実際に採用しようと思っても、単なる労働力としての人材ではなく、酪農の牧場を継ぎたいという人材を探すためにはどうしたらよいか全然わかりませんでした。そんなときにLife Labさんの噂を聞きお願いすることにしました。今年は必ず後継者候補を見つけると決めていたので、いくらコストがかかっても良いと考えていましたが、予想以上の応募があり二人も後継者候補として迎えることができ、すごくうれしく思っています。 また今回の後継者募集を通して、全国には農業を仕事にしたい、農業の現状を変えたいと思っている若者がたくさんいるということがわかりましたので、農家側もそういった若者に対対してしっかりと情報発信ができれば、私たちのように将来有望な若者に出会うことができると思います。」 (Life Lab http://www.life-lab.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・7月1日) |