「内定承諾」に関する調査
9月上旬時点で、5人に1人が複数社の内定を保有。「条件が異なるので迷っている」「内定者と直接会う機会がないので決めきれない」の声
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「内定承諾」について調査しました。内定を保有している社数について、「1社」と回答した学生が79.2%に上りました。一方20.8%の学生は、複数社の内定を保有していると回答。9月上旬時点で、5人に1人が複数社の内定を保有していることが分かります。「条件が異なるため、まだどちらの企業に入社するか決めかねている」「断りづらく、まだ辞退の連絡ができていない」「これから内定者懇親会があるため、それぞれの内定者や先輩社員の雰囲気をみてから決めたいと思っている」といった声が寄せられました。内定獲得後も就職活動を継続した理由は、「就職活動で後悔したくないから」が69.7%で最多でした。
【TOPICS】
(1)5人に1人は、複数の企業の内定を保有
(2)内定を獲得した後に、「就職活動を終了」した学生が65.1%、「就職活動を継続」した学生が34.9%
(3)内定獲得後も、就職活動を継続した理由は「就職活動で後悔したくないから」が最多
【調査の背景】
多くの企業で、2025年4月入社の「内定式」が10月に行われます。内定式を直前に控え、内定の保有状況や、内定獲得後の就職活動の活動状況について調査しました。
(1)5人に1人は、複数の企業の内定を保有
現在、内定を保有している社数について、「1社」と回答した学生が79.2%で最多。一方、「2社」10.4%、「3社」7.1%、「4社」0.7%、「5社以上」2.6%と続き、複数社の内定を保有していると回答した学生が20.8%に上りました。9月上旬時点で、5人に1人が複数社の内定を保有していることがわかります。「条件が異なるため、まだどちらの企業に入社するか決めかねている」「断りづらく、まだ辞退の連絡ができていない」「これから内定者懇親会があるため、それぞれの内定者や先輩社員の雰囲気をみてから決めたいと思っている」といった声が寄せられました。
(2)内定を獲得した後に、「就職活動を終了」した学生が71.7%、「就職活動を継続」した学生が28.2%
内定獲得後の就職活動について、「内定承諾をし、就職活動を終了した」と回答した学生が71.7%に上りました。一方、「内定承諾をした上で、就職活動を継続した」16.7%、「内定承諾を保留し、就職活動を継続した」11.5%となっており、約3割の学生が、内定獲得後も就職活動を継続したとしています。
(3)内定獲得後も、就職活動を継続した理由は「就職活動で後悔したくないから」が最多
内定獲得後も就職活動を継続した理由は、「就職活動で後悔したくないから」が69.7%で最多。次いで、「志望している企業の選考予定が入っていたから」が42.1%、「内定を得た企業に決めて良いか分からなかったから」36.8%が続きました。
■調査概要
・調査期間:2024年8月28日~2024年9月8日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025」へのサイト来訪者
・有効回答数:308件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 /9月13日発表・同社プレスリリースより転載)