『本当は教えたくない 強い組織になるための健全な価値観醸成の極意』(田村毅:著)産業能率大学出版部より刊行
産業能率大学出版部は、『本当は教えたくない 強い組織になるための健全な価値観醸成の極意』(田村毅:著)を刊行しました。
利益率20% 離職率1%以下の優良企業だけが実施しているコンプライアンスリスクに対して意識の高い組織をつくる考え方!
現在の日本では、毎日さまざまなメディアで「不祥事」のニュースが取り上げられています。
政治家(自民党)の裏金問題。
地方議員や首長のハラスメント(パワハラ・セクハラ・マタハラ)問題。
大企業の不祥事、企業のコンプライアンス違反。
警察官、県警トップの不祥事。
塾講師や義務教育教員のセクハラ問題。
挙げればきりがないほど「不健全な事象」を多く耳にします。
もちろん、遠い昔からあったのかもしれませんが、スマホで情報が世界中に流れる時代です。隠し通すことなどできません。
このような不祥事は多くの企業・組織において致命的な事象となることは言うまでもありません。
たった一つの不祥事で社員ひとりのキャリアどころか、企業や組織自体がなくなってしまうようなことも当たり前のように起きるのです。
本書は、このような不祥事リスクに対応するため、通常のコンプライアンス対策よりも(後追い型のリスクマネジメントよりも)一歩進んだ「社員の価値観を醸成する」手法を紹介するものです。社員が健全な価値観を持ち、社会や企業で活躍することで、不祥事に対するリスクの根本に対応していきます。
一貫して健全な価値観教育の重要性を謳い、指導歴29年以上、45種類以上の研修プログラムを5万人以上に実施してきた【業績向上請負人】の企業研修講師である著者が、企業・組織で実際にどのような効果・効能があったのかを事例として伝えながら解説した本書は、より実践的なコンプライアンスリスクに対応した書籍として、皆さんの企業・組織にもきっとお役に立ちます。
人は様々な価値観を持ち、働く目的も違います。つまり、人は皆「違う」のです。それを深く理解し、企業・組織において「健全な価値観教育」をしっかり実施することで、企業・組織の方向性と合った人材になるのです。それには「原理原則」があると著者は説きます。
著者自身の「人生を脱線した経験」を踏まえ、様々な場面を分かり易く解説しています。
今や先進国と言えないような我が国に、「人の上に立つリーダー」としての思想・哲学を持ち、次世代へ本来の日本の美しい価値観や人としての生き方、そして人への接し方を平易な内容に置き換えている本書は、光が差す「現代の修身本」です。
「人の上に立つ経営者の皆さん、企業の人事教育責任者の皆さん、国や市町村を動かしている政治家の皆さん、教育関係に従事している皆さん、そして40歳代以降の皆さん」にぜひお読みいただきたいです。そして、人生を豊かにする 【日本的な躾・教育】 言い換えれば 【健全な価値観教育】 の重要性に お気づきいただきたいと思います。 そのヒントが本書には満載です。
■本書の概要
本当は教えたくない 強い組織になるための健全な価値観醸成の極意
著者:田村毅
出版年月日:2024年10月31日
定価:1,760円(本体1,600円+税)
ISBN:978-4382158535
ページ数:300ページ
判型:四六判
■目次(一部抜粋)
第1章 社会の腐敗を認知する
第2章 強烈に当事者意識を持つ
第3章 健全な価値判断ができないと人生で脱線する
第4章 幸せに生きるための「健全な価値観の醸成」
第5章 実践編(Ⅰ)価値観認識「カードゲーム」 ~各自の価値観認識~
第6章 実践編(Ⅱ)健全な社風づくり「職場貢献の実践目標」を決める
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください
(産業能率大学出版部 / 10月発表)