「採用対象」に関する調査
キャリア採用で「特に20代を採用したい」と回答した企業が6割を超える。20代を対象にしたキャリア採用では、7割に迫る企業が「ポテンシャル」を重視した採用を実施
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「採用対象」に関して調査しました。キャリア採用において、特に採用したい年齢層は「20代(26~29歳)」が45.2%で最多。「20代(~25歳)」と回答した企業も19.1%に上り、「20代」と回答した企業が6割以上を占めました。キャリア採用においても、若い世代を採用したいと考える企業が多いことが分かります。また7割に迫る企業が、20代を対象にしたキャリア採用では、「業界・職種経験を問わない」としており、経験よりもポテンシャルを重視して採用する企業が多いことが分かります。
【TOPICS】
(1)キャリア採用において、特に採用したい年齢層は「20代(26~29歳)」が最多
(2)キャリア採用において、対象となる年齢層は、「20代(26~29歳)」が最多。次いで「30代」
(3)20代を対象にしたキャリア採用では、「業界・職種経験を問わない」企業が7割に迫る
【調査の背景】
政府の方針により、2021年4月から、従業員数301名以上の大企業は、中途採用比率の公表が義務化されています。中途採用比率の公表義務化の背景には、就職氷河期世代の支援やシニア世代の再雇用もありますが、若手のキャリア採用を強化する企業も多い傾向です。企業が採用したいと考えている年齢層について、調査しました。
【調査詳細】
(1)キャリア採用において、特に採用したい年齢層は「20代(26~29歳)」が最多
キャリア採用において、特に採用したい年齢層は「20代(26~29歳)」が45.2%で最多となりました。「20代(~25歳)」と回答した企業も19.1%に上り、「20代」と回答した企業が6割以上を占めました。キャリア採用においても、若い世代を採用したいと考える企業が多いことが分かります。
(2)キャリア採用において、対象となる年齢層は、「20代(26~29歳)」が最多。次いで「30代」
キャリア採用において、対象となる年齢層は、「20代(26~29歳)」が92.8%で最多。次いで、「30代」79.8%、「20代(~25歳)」69.7%が続きました。
(3)20代を対象にしたキャリア採用では、「業界・職種経験を問わない」企業が7割に迫る
20代を対象にしたキャリア採用において、「社会人経験は求めたいが、業界/職種の経験は問わない」と回答した企業が、52.9%で最多となりました。「社会人経験を問わない」と回答した企業も16.2%に達し、「業界/職種の経験は問わない」とした企業が7割に迫りました。20代を対象にした採用では、キャリア採用においても、経験よりもポテンシャルが重視されていると言えます。
■調査概要
・調査期間:2024年4月15日~2024年5月2日
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:376社
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 6月3日発表・同社プレスリリースより転載)