「面接の参加形式」について調査
最終面接は「リアル」での参加を希望する学生が7割超。「オンライン」は1割未満に留まる。「最終面接では、直接想いを伝えたい」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「面接の参加形式」について調査しました。〈一次面接〉で希望する参加形式について、「リアル」と回答した学生が4割を超えました。「オンライン」の回答は28.2%でした。「リアルのほうが熱意をアピールできると思う」「一次面接からリアルで参加したほうが、最終面接で緊張しないと思う」「一次面接は参加する企業数が多いので、オンラインも活用したい」などの声が寄せられています。〈最終面接〉は、7割以上の学生が「リアル」で参加したいとしています。「オンライン」の回答は1割未満に留まりました。「最終面接では、直接想いを伝えたい」「リアルで人柄や雰囲気も知ってもらった上で、選考の合否を出してもらいたい」などの声が寄せられました。
【TOPICS】
(1)〈説明会〉は「リアル」での参加希望が4割超。「オンライン」希望は約2割
(2)〈一次面接〉は「リアル」での参加希望が4割超。「オンライン」も3割に迫る
(3)〈最終面接〉は「リアル」での参加希望が7割超。「オンライン」は1割未満に留まる
【調査の背景】
2020年以降、一気に広がった就職・採用活動におけるオンライン活用。時間や場所を選ばずに参加可能なWebセミナーやWeb面接は、今後も一定程度、定着すると想定されます。学生は説明会や面接に参加する際、オンラインとリアルのどちらの形式を希望しているのかアンケートを実施しました。
【調査詳細】
(1)〈説明会〉は「リアル」での参加希望が4割超。「オンライン」希望は約2割
〈説明会〉で希望する参加形式について、「リアル」と回答した学生が26.6%でした。「どちらかと言えばリアル」18.0%を合わせると、4割以上の学生が「リアル」で参加したいとしています。「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は22.8%でした。「企業の所在地による」は12.9%、「企業の志望度による」は10.3%となっています。「志望度の高い企業は、リアルで参加したい」「社員との座談会がある説明会は、リアルで参加したい」「オンラインは気軽に参加できるので、オンラインとリアルを組み合わせながら情報収集をしたい」などの声が寄せられています。
(2)〈一次面接〉は「リアル」での参加希望が4割超。「オンライン」も3割に迫る
〈一次面接〉で希望する参加形式について、「リアル」と回答した学生が29.5%に上りました。「どちらかと言えばリアル」14.8%を合わせると、4割以上の学生が「リアル」で参加したいとしています。「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は28.2%でした。「企業の所在地による」は10.8%、「企業の志望度による」は6.7%となっています。「リアルのほうが熱意をアピールできると思う」「一次面接からリアルで参加したほうが、最終面接で緊張しないと思う」「一次面接は参加する企業数が多いので、オンラインも活用したい」などの声が寄せられています。
(3)〈最終面接〉は「リアル」での参加希望が7割超。「オンライン」は1割未満に留まる
〈最終面接〉で希望する参加形式について、「リアル」と回答した学生が54.8%でした。「どちらかと言えばリアル」15.9%を合わせると、7割以上の学生が「リアル」で参加したいとしています。「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」の回答は9.5%で、1割未満に留まりました。「企業の所在地による」は8.1%、「企業の志望度による」は4.6%となっています。「最終面接では、直接想いを伝えたい」「最終面接は役員の方とお会いできる機会なので、直接お話したい」「リアルで人柄や雰囲気も知ってもらった上で、選考の合否を出してもらいたい」などの声が寄せられています。
■調査概要
・調査期間:2023年12月18日~2024年1月10日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:715件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
※2020年~2023年 東京商工リサーチ調査 ダイレクトリクルーティングサイト会員数 第1位
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 1月26日発表・同社プレスリリースより転載)