「キャリアビジョン」調査
73%が「キャリアビジョンがある」と回答。
一方、現在の職場でキャリアビジョンを「実現できる機会がない」方は半数以上に。
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する若手ハイキャリア向けスカウト転職『AMBI』上で、 39歳以下のユーザーを対象に「キャリアビジョン(仕事で実現したいことや将来のありたい姿)」についてアンケートを実施し、 1,087名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
<調査結果 概要>
★ 73%の若手が「キャリアビジョンがある」と回答。見つかったきっかけ、トップは「任された仕事をしていく中で見つかった」。
★ 現在の職場でキャリアビジョンを「実現できると思う」方は約半数。実現できないと思う方の理由トップは「希望する仕事ができない」。
★ 半数以上がキャリアビジョンを「実現できる機会がない」と回答。「制度があっても機能していない」などの声も。
<調査結果 詳細>
1:73%の若手が「キャリアビジョンがある」と回答。見つかったきっかけ、トップは「任された仕事をしていく中で見つかった」。
39歳以下の方に、キャリアビジョンの有無について伺うと、73%が「ある」(明確にある:22%、なんとなくある:51%)と回答しました。キャリアビジョンがある方に、見つかったきっかけを伺うと「任される仕事をしていく中で自然と見つかった」が51%で最多でした。2番目に多かった回答は「転職」(34%)でしたが、年代別でみると、20代は「学生時代からあった」が34%で第2位にランクイン。30代の回答と12ポイントの差がありました。(20代:34%、30代:22%)。
また、 キャリアビジョンが「どちらかというとない」「ない」と回答した方に、今後のキャリアについて考えていることを伺うと、トップは「転職活動をしたい」(49%)でした。
2:現在の職場でキャリアビジョンを「実現できると思う」方は約半数。実現できないと思う方の理由トップは「希望する仕事ができない」。
「キャリアビジョンがある」と回答した方に、現在の職場で実現できると思うかを伺うと「実現できると思う」方は55%(実現できると思う:16%、どちらかと言えば実現できると思う:39%)でした。現在の職場でキャリアビジョンを 「どちらかと言えば実現できないと思う」「実現できないと思う」と回答した方にその理由を伺うと、「希望する仕事ができない」が43%で最多でした。
また、現在の職場でキャリアビジョンが「実現できないと思う」と回答した方に、それが理由で転職を考えたことはあるかを伺うと、93%が「ある」と回答しました。
3:半数以上がキャリアビジョンを「実現できる機会がない」と回答。「制度があっても機能していない」などの声も。
自身のキャリアビジョンを実現できる機会があるかを伺うと「ある」と回答した方は46%と、半数以下に留まりました(十分にある:13%、たまにある:33%)。男女別では男性のほうが、企業規模別では1000人以上のほうが、キャリアビジョンを「実現できる機会がある」の回答が目立ちました(男性:52%/女性:39%、1000人以上:55%、1000人未満:40%)。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『AMBI』を利用する39歳以下のユーザー
■有効回答数:1,087名
■調査期間:2023年10月25日~11月13日
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社 / 12月6日発表・同社プレスリリースより転載)