就職プロセス調査(2024年卒)「2023年7月1日時点 内定状況」
就職内定率は83.2%で、前年同水準に。
進路確定率は69.7%と、6月12日時点に比べ7.0ポイント増加
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:北村 吉弘)のより良い就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:栗田 貴祥)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
内定承諾期限について柔軟な対応を求める声も。企業の学生に寄り添った対応を期待
これまで過去最高水準で推移してきた2024年卒の就職内定率※1ですが、7月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は、83.2%(-0.1ポイント)※2と前年と同水準になりました。進路確定率は69.7%で前回の6月12日時点から7.0ポイント増加しており、6月後半に学生が進路を決めている様子がうかがえます。内定を取得したことがある学生に、内定取得企業の内定承諾期限を聞いたところ、「2週間以上~1カ月未満」が23.6%で最も高く、「承諾期限はなかった」が22.9%で2番目に高い結果になりました。学生に内定承諾期限についての考えを聞くと、「他社の選考状況によって、内定承諾の可否が変わるので、1週間だと少し短いように感じた」「どの企業も事情を伝えれば柔軟に対応してくださったので、臨機応変さが大切だと思う」など、就職活動の状況を配慮した柔軟な対応を求める声もありました。内定承諾は人生における重要な決断になるので、企業の皆さまはできるだけ学生に寄り添った対応をとっていただければと思います。活動を継続している学生の皆さまの中には、周囲で進路を確定する学生が増え、焦りを感じる方もいるかもしれませんが、引き続き採用活動を実施している企業も多く存在します。納得できる一社に出合えるよう、前向きに就職活動を進めていただければと思います。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:2024年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2024』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生4,567人(内訳:大学生3,574人/大学院生993人)
有効回答数:大学生 1,054人/大学院生 362人
調査実施期間:2023年7月1日~7月4日
調査機関:就職みらい研究所
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルート/ 7月10日発表・同社プレスリリースより転載