「内々定の獲得状況」調査
2024年卒学生の内々定率が6月末時点で<84.4%>に。前年比+5.6ポイントと早期化が目立つ。文系「79.4%」、理系「94.1%」と、理系は9割を超えた。
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2023年6月末時点の内々定獲得率は、84.4%。前年同時期の78.8%を5.6ポイント上回っており、早期化が顕著になっていることがうかがえます。文理別では、文系が「79.4%」と8割近く、理系は「94.1%」と9割超え。最終面接の時期に関しては、前年が4月、6月、5月、3月の順だったのに対し、今年は3月の「20.2%」がピークとなっており、内々定出しが早まっていると言えます。
【TOPICS】
(1)6月末時点の内々定率は84.4%。22年卒以降で最も高い数値に
2024年卒学生の7月度(6月末時点)の内々定率は「84.4%」。5月末時点から1ヵ月で8.1ポイント増と大きく伸長。前年同時期の「78.8%」を5.6ポイント上回る数値であり、この時点での8割超えは、今と同じ時期に調査するようになった22年卒以降で初めてです。内々定出しの早期化の傾向が強まっています。
(2)文理別では文系が79.4%、理系が94.1%
文理別では、文理別では、文系が「79.4%」(前月比+9.0ポイント、前年同時期比+4.8ポイント)、理系が「94.1%」(同+6.4ポイント、+7.2ポイント)で、ともに前月・前年同時期から伸びています。理系の内々定率は9割を超えており、前年の8月度調査時の「89.8%」をすでに上回っています。
(3)最終面接の時期は3月の「20.2%」がピーク
最終面接の時期は、3月の「20.2%」がピークで、次いで4月、5月、6月と徐々に減っています。前年は4月、6月、5月、3月の順。内々定出しが早まっています。
■調査概要
・調査期間:2023年6月23日~2023年6月30日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:479件
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 7月7日発表・同社プレスリリースより転載)