20・30代のリスキリング意識調査
リスキリングで習得したいスキル1位は「英会話」
ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤朋也、以下「当社」)は、リスキリング(学び直し)に取り組む意向がある20~39歳の男女1032名を対象に意識調査を行いました。
働く環境の変化に合わせ新たなスキルを習得する「リスキリング」が推奨される昨今、20・30代の働く人々がキャリア構築やリスキリングについてどのように考えているかを調査することを目的としています。
【本件のポイント】
- 20~39歳男女がリスキリングで習得したいスキル1位「英会話」、2位「会計・経理・財務」、3位「FP[ファイナンシャル・プランニング]」
- リスキリングの目的は「自分の価値を高めるため」「仕事の幅を広げるため」「スキルや能力を可視化するため」など、キャリア構築を見据えた傾向が強い
- リスキリングに取り組む上での悩みは「モチベーションを維持できない」「何を学ぶべきかわからない」など目的が明確になっていない側面と、「お金がない」「時間がない」など物理的側面の2傾向の問題が浮き彫りに
- 「将来に対して不安を感じている(73.2%)」、「環境の変化に置いていかれないようにしたい(71.5%)」一方で、「自身のキャリアプランを描けている」は30.1%
【調査結果(一部抜粋)】
1.リスキリングで習得したいスキル1位は「英会話」、2位「会計・経理・財務」、3位「FP[ファイナンシャル・プランニング]」
リスキリングに取り組んだことのある、またはこれから取り組みたいと思っている分野について質問したところ、1位は「英会話(25.4%)」、2位「会計・経理・財務(15.0%)」、3位「FP[ファイナンシャル・プランニング](14.7%)」という結果になりました。20・30代においては、業務のグローバル化などに対応し、語学スキルを身に付けることで業務範囲を広げる意識や今の職務においてより高度なスキルを身に付ける“アップスキリング”の意識が強い傾向にあるかもしれません。
2.リスキリングに取り組む(取り組もうと思う)目的は、「自分の価値を高めるため」「仕事の幅を広げるため」「スキルや能力を可視化するため」
リスキリングに取り組む目的としては、「自分の価値を高めるため(24.4%)」「仕事の幅を広げるため(19.7%)」「スキルや能力を可視化するため(15.5%)」が続きました。「今の仕事に不安を感じているから(6.8%)」「環境の変化に対応するため(3.7%)」「リストラや不況など、もしもの時のため(3.6%)」など外的要因による不安解消やリスクヘッジのために取り組む傾向は低く、自身のキャリア構築のためにリスキリングを捉えていることが推測されます。
3.リスキリングに取り組んだことによる(または期待する)効果は、自身のメンタル面への効果が多数
リスキリングに取り組んだことでどのような効果があったか(これから取り組む人に対しては期待する効果)について質問したところ、「視野が広がった(32.1%)」「自分に自信がついた(31.8%)」「仕事へのモチベーションが上がった(20.7%)」「アイデアの引き出しが増えた(20.0%)」など、自身のメンタル面でプラス効果が多く、一方で昇給や希望するポジションへの異動(転職含む)に対する影響は低い結果となりました。また、効果を実感できていない人も20.3%と多い傾向にあります。
【調査概要】
期間:2023年4月14日~4月18日
対象:首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)中部(愛知県)、関西(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、 奈良県、和歌山県)に在住で就労中の20~39歳男女
回答数:1032名(男性516名:女性:516名)
方法:インターネット調査
※調査結果の構成比は小数点以下を四捨五入して算出しているため、合計値は必ずしも100%とはなりません
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヒューマンホールディングス株式会社 / 5月12日発表・同社プレスリリースより転載)