「採用計画」に関して調査
経験者(中途)採用と、新卒採用の割合は、「5:5」が21.8%で最多。5社に1社は、同割合で採用を予定。約4割の企業が、前年度より経験者(中途)採用人数を増やす計画
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「採用計画」に関して調査しました。今年度の採用活動における、経験者(中途)採用と新卒採用の割合は、「5:5」が21.8%で最多となりました。5社に1社は、経験者(中途)採用と新卒採用を同割合で計画していることが分かります。採用人数の割合について、「経験者(中途)採用<新卒採用」と回答した企業は46.6%、「経験者(中途)採用>新卒採用」と回答した企業が31.1%でした。また、約4割の企業が「経験者(中途)採用の人数を、前年度より増やす予定」と回答しています。経験者(中途)採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が最多でした。
【TOPICS】
(1)経験者(中途)採用と、新卒採用の割合は、「5:5」が21.8%で最多。5社に1社は同割合での採用を計画
(2)約4割が、「経験者(中途)採用の人数を、前年度より増やす予定」と回答
(3)経験者(中途)採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が最多
(4)経団連が「経験者採用」という呼称の使用を呼びかけていることの認知率は、47.9%
【調査の背景】
生産年齢人口の減少や雇用の流動化への対応、DXを推進するデジタル人材の確保などを目的に、経験者(中途)採用を増やす動きが加速しています。今年度の、企業の採用計画について調査しました。
【調査詳細】
(1)経験者(中途)採用と、新卒採用の割合は、「5:5」が21.8%で最多。5社に1社は同割合での採用を計画
今年度の採用活動における、経験者(中途)採用と新卒採用の割合は、「5:5」が21.8%で最多となりました。5社に1社は、経験者(中途)採用と新卒採用を同割合で計画していることが分かります。「経験者(中途)採用より、新卒採用の割合が多い」と回答した企業は46.6%、「経験者(中途)採用のほうが、新卒採用より割合が多い」と回答した企業が31.1%となりました。
(2)約4割が、「経験者(中途)採用の人数を、前年度より増やす予定」と回答
経験者(中途)採用の人数について、「前年度よりも増やす予定」と回答した企業が38.5%に上りました。約4割の企業が、経験者(中途)採用の人数を増やす予定であることが分かります。「前年度と特に変更なし」41.9%を合わせると、8割超の企業が、2022年度の採用人数と同程度、またはそれ以上での採用を予定しており、経験者(中途)採用が拡大傾向であると言えます。
(3)経験者(中途)採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が最多
経験者(中途)採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が77.2%で最多となりました。次いで、「30代」56.1%、「20代(~25歳)」43.9%と続きます。20代を中心に、若い世代の採用を増やしたいという意向がうかがえます。
(4)経団連が「経験者採用」という呼称の使用を呼びかけていることの認知率は、47.9%
経団連は、転職者などの採用において使用されることが多い「中途採用」の表現について、「経験者採用」という呼称の使用を呼び掛けています。「経験者採用」の呼称の使用を呼び掛けていることについて、「知っている」と回答した企業は、47.9%でした。
■調査概要
・調査期間:2023年4月7日~2023年4月21日
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:408社
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 4月28日発表・同社プレスリリースより転載)