「住む場所・働き方」についてアンケート
「フルリモート」や「居住地自由」の求人は志望度が上がると回答した20代が7割超。「出社するかどうかを自身で選択できる企業は志望度が上がる」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「住む場所・働き方」に関して調査。転職活動において、「フルリモート」や「居住地自由」の企業は、志望度が上がると回答した20代が7割を超えました。一方、「出社の機会がある」企業は志望度が上がると回答した20代も半数に迫ります。「出社するかどうかを自身で選択できる企業は志望度が上がる」「出社日や出社頻度が決まっている企業よりも、業務の内容によって適した働き方を選べる企業のほうが魅力に感じる」などの声が上がっており、業務内容や状況によって働く場所を自律的に選択したいという意向が伺えます。
【TOPICS】
(1) 転職活動において「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がると回答した20代が7割を超える
(2) 転職活動において、「出社の機会がある」企業は志望度が上がると回答した20代が半数に迫る
(3) 住む場所・働き方の希望は「都市部に住み、出社とテレワークを組み合わせて仕事をしたい」が最多
【調査の背景】
コロナ禍で「リモート会議」や「オンライン商談」が普及しフルリモートや居住地自由など、出社しない働き方を前提にする企業も出てきています。一方で、「オンライン」でのコミュニケーションが増えたことで、「リアル」の価値が見直され、オフィス回帰の動きも活発化しています。「働く場所」「勤務スタイル」への注目が高まる中、20代は「リモートワーク」や「出社」などの働き方をどのように捉えているのか、アンケートを実施しました。
【調査詳細】
(1) 転職活動において「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が上がると回答した20代が7割を超える
転職活動において、「フルリモート」や「居住地自由」の企業は、「志望度が上がる」と回答した20代が39.1%に上りました。「どちらか言えば志望度が上がる」34.6%を合わせると、7割以上の20代が、「フルリモート」や「居住地自由」の企業は志望度が高くなるとしています。「通勤時間がない分、時間を効率的に使えると思う」「リモートワークも経験し、私にはリモートワークがあっていると思った」「住む場所の選択肢が増えるのは嬉しい」「フルリモートや居住地自由の企業は、転勤の心配がないのでライフイベントの計画も立てやすい」といった声が寄せられました。一方で、「志望度は上がるものの、フルリモートで人間関係を築くことができるか不安がある」「フルリモート可でも、オフィスがあり必要に応じて出社できる企業に魅力を感じる。オフィスがなく全く出社の機会がない企業に転職するのは不安がある」「居住地によって、給与や手当が変わらないのであれば魅力的な制度だと思う」といった声も上がっています。
(2) 転職活動において、「出社の機会がある」企業は志望度が上がると回答した20代が半数に迫る
転職活動において、「出社の機会がある」企業は「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」と回答した20代が46.1%に上りました。半数に迫る20代が、「出社の機会がある」企業は志望度が上がることが分かります。「志望度が上がる」と回答した20代からは、「出社し、直接コミュニケーションを図る機会も必要だと思う」といった声が寄せられました。「どちらとも言えない」と回答した20代からは「出社するかどうかを自身で選択できる企業は志望度が上がる」「出社日や出社頻度が決まっている企業よりも、業務の内容によって適した働き方を選べる企業のほうが魅力に感じる」などの声が上がっており、業務内容や状況によって働く場所を自律的に選択したいという意向が伺えます。
(3) 住む場所・働き方の希望は「都市部に住み、出社とテレワークを組み合わせて仕事をしたい」が最多
住む場所・働き方の希望は、「都市部に住み、出社とテレワークを組み合わせて仕事をしたい」の回答が32.8%で最多。次いで「都市部に住み、出社して仕事をしたい」19.8%が続きます。都市部に住みたいと回答した割合は60.8%、地方に住みたいと回答した割合は30.2%となりました。「都市部のほうが求人も多く、経験できる仕事や習得できるスキルも充実していると思う」「都市部は家賃や生活費が高くなるものの、経験できることや出会える人など、それ以上の魅力があると思う」といった声が寄せられおり、仕事やプライベートを充実させるために、都市部に住むことを希望する20代が多いと言えます。
■調査概要
・調査期間:2023年2月21日~2023年3月7日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:20代社会人
(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
・有効回答数:570名
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 4月4日発表・同社プレスリリースより転載)