「新入社員の研修・勤務形態」についてアンケート
新入社員研修は「リアル」で実施する企業が7割を超える。前年比13.1ポイント増。「コロナ禍でオンラインとリアル両方で実施し、リアルのほうが、戦力化が早いことが分かった」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「新入社員の研修・勤務形態」に関して調査しました。2023年4月入社の新入社員研修について、「リアルで実施」と回答した企業が75.0%に上りました。「リアル」で実施する企業の割合は、前年より13.1ポイント増加しています。「理解度を把握しながら進めることができる」「オンボーディングのためには対面のコミュニケーションが必要」「一緒に研修に参加することで同期との人間関係を築いて欲しい」「コロナ禍でオンラインとリアル両方で実施し、リアルのほうが、戦力化が早いことが分かった」などの声が寄せられました。また、新入社員の勤務形態は「出社」が82.4%で最多となっています。
【TOPICS】
(1)新入社員研修は「リアル」で実施を予定している企業が7割を超える。前年比13.1ポイント増
(2)新入社員の勤務形態は「出社」が82.4%で最多。次いで「出社とテレワークの組み合わせ」14.4%
(3)若手社員がテレワークをする際に課題になる点は「モチベーションなどの状態をつかみにくい」が最多
【調査の背景】
新入社員の受け入れはコロナ禍で4回目となります。新社会人の約8割は「リアル」での新入社員研修を希望しており、「オンラインだと不安がある」といった声が上がっています。また、行動制限の緩和により、「対面」復活の動きも広がっています。「オンライン」での対応にも慣れ、「リアル」での実施も緩和されている今、企業はどの形式を選択するのか、新入社員の研修や勤務形態について調査しました。
【調査詳細】
(1)新入社員研修は「リアル」で実施を予定している企業が7割を超える。前年比13.1ポイント増
2023年4月入社の新入社員研修について、「リアルで実施」と回答した企業が75.0%に上りました。「リアル」で実施する企業の割合は、前年(61.9%)より、13.1ポイント増加しています。「リアルでの研修のほうが理解度を把握しながら進めることができる」「オンボーディングのためには対面のコミュニケーションが必要だと思う」「一緒に研修に参加することで同期との人間関係を築いて欲しい」「コロナ禍でオンラインとリアル両方で実施し、リアルのほうが、戦力化が早いことが分かった」などの声が寄せられました。
「オンラインとリアルを組み合わせて実施」は15.4%、「オンラインで実施」は1.8%でした。
(2)新入社員の勤務形態は「出社」が82.4%で最多。次いで「出社とテレワークの組み合わせ」14.4%
新入社員の勤務形態は「出社」が82.4%で最多。次いで「出社とテレワークの組み合わせ」14.4%が続きました。「テレワークを実施している部署でも、仕事に慣れるまで、新入社員は原則出社にする予定」「仕事を覚えてもらう時期は、出社のほうが良いと思う」「出社のほうが質問や相談をしやすいと思う」「行動制限の緩和を受けて、新入社員だけでなく、全社的に出社に戻している」といった声が上がっています。
(3)若手社員がテレワークをする際に課題になる点は「モチベーションなどの状態をつかみにくい」が最多
若手社員がテレワークをする際に課題になる点は、「モチベーションなどの状態をつかみにくい」が81.5%で最多。次いで「報連相などのコミュニケーション不足」76.9%、「作業の進捗状況や成果の把握が難しい」63.9%が続きました。
■調査概要
・調査期間:2023年2月20日~2023年2月28日
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:612件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 3月16日発表・同社プレスリリースより転載)