就活生対象 最新アンケート報告
就職マッチングイベントを行う株式会社DYM(読み:ディーワイエム、本社:東京都品川区、代表取締役社長:水谷佑毅)は、2022年7月28日~2023年1月5日に23卒・24卒の学生440名を対象に行った就職活動のオンライン化と内定フォローに関する意識調査の集計結果を発表いたします。
■実施の背景
就職活動のオンライン化と対面での実施が混在する昨今、学生はどのように考えているのか実態を明らかにし、今後の就職活動や採用活動の参考となるよう、調査を実施することに至りました。
■面接は対面で実施が嬉しいという学生が68%
「面接は対面とオンラインどちらが嬉しいですか?」という設問に対し「対面の方が良い」と回答した学生が178人(40%)「どちらかというと対面の方が良い」が123人(28%)となり、対面派が301人(68%)とオンライン派を大きく上回る結果となりました。
対面派の最も多かった理由は「対面の面接の方が双方の雰囲気が伝わり、ミスマッチが減りそう」215人(71%)、2位は「対面の面接の方がうまくいく」 96人(32%)となりました(複数回答)。一方、オンライン派の32%の学生の最も多かった理由は、「移動の時間がかからず、時間を有効活用できる」 109人(78%)2位は「移動費等の交通費がかからない」 59人(42%)と、利便性のメリットを感じてオンラインが嬉しいという結果となりました(複数回答)。なお、一都三県に在住の学生のうちオンライン希望者は25%で、それ以外の学生は40%と一都三県以外に在住の学生ほど、オンラインを希望する傾向となりました。
■オンライン面接でカンペを見たことのある学生は31%
オンライン面接を受けたことがあると回答をした318人のうち「オンライン面接でカンペを準備し、見て実施したことはありますか?」という質問に対し、99人(31%)の学生が「ある」と回答をしました。
■内定者への連絡は月1回以上が効果的
「内定企業からの連絡頻度はどのくらいが良いですか?」という設問に対し最も多かったのが「週1回」178人(40%)2位が「月1回」143人(33%)3位が「週2~3回」75人(17%)という結果になりました。90%の学生が月に1回以上の連絡を希望する結果となりました。
また、「内定企業からのフォローで嬉しいと思うものは何ですか?」というアンケートを実施したところ、「人事担当者から定期的な連絡」が112人(25.5%)で1位、次いで「研修やインターン」が108人(24.5%)で2位となりました。同アンケートを2019年8月20日~2020年1月7日260人にとった際には、1位が「特になし」78人(約30%)という結果から、コロナ禍を経て、手厚いフォローを好む学生が増えたことが分かりました。
■内定承諾後も就活を続ける学生43%
「内定承諾後も、就活を続けたことはありますか?」という質問で内定保有者のうち、43%が「ある」と回答しました。「内定承諾後も、就活を続けたことがあると回答した方、理由を教えてください」という質問に対し、「承諾したものの、もっと良い会社があるかもしれないから」が41人(53%)で1位という結果になりました。2位は「面接等がほぼオンラインで、対面で社員に会う機会が少ないから」が17人(22%)、3位は「内定後、社員との接点が少なかったから」8人(10%)という結果となりました。2位・3位の理由より、コロナ禍で選考等のオンライン化が当たり前となり、企業人事等と対面での接触が減ったことが、内定承諾後も就活を続ける要因ということが見受けられました。人事担当者からの定期的な連絡や、対面での手厚いフォローが内定辞退防止の鍵になりそうです。
【調査概要】
タイトル: 「就職活動」に関する意識調査
対 象 : DYM就活支援サービス利用学生と株式会社DYMの説明会参加学生(23卒・24卒)
期 間 : 2022年7月28日(木)~2023年1月5日(木)
方 法 : WEBによる調査
地 域 : 全国
提出数 : 有効回答数 440名
実施機関: 株式会社DYM
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社 DYM / 2月3日発表・同社プレスリリースより転載)