「初任給」に関する調査
初任給が高い企業は「志望度が上がる」の回答が8割超
「初任給が高い企業は、若手のうちから活躍のチャンスがあると思う」の声
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「初任給」に関して調査しました。初任給を「最優先ではないが、重視する」と回答した学生が76.1%に上りました。「最も重視している」10.9%を合わせると、約9割の学生が初任給を重視していることが分かります。「物価高が続いているので、初任給でいくらもらえるかは重視したい」「奨学金を返済しなければいけないので、生活できるかは重視している」などの声が寄せられました。また、初任給の高い企業について、「志望度が上がる」「やや志望度が上がる」と回答した学生が83.7%に上りました。「初任給が高い企業は、若手のうちから活躍のチャンスがあると思う」「他の条件が同じなら、給与が高い企業のほうが志望したいと思う」といった声が上がっており、初任給の高い企業に好感を持つ学生が多いことが分かります。
【TOPICS】
- 就職において、初任給は「最優先ではないが重視している」と回答した学生が8割に迫る
- 初任給の高い企業は「志望度が上がる」と回答した学生が8割を超える
- 初任給は「20万円代」が適正だと考えている学生が9割に迫る
【調査の背景】
優秀な人材を採用するために、新卒の初任給を引き上げる企業や、一律の初任給ではなく、職種や能力に応じた給与制度を導入する企業が増えています。これから就職活動をする2024年卒が「初任給」をどのように受け止めているのかアンケートを実施しました。
(1) 就職において、初任給は「最優先ではないが重視している」と回答した学生が8割に迫る
「就職において、初任給はどの程度意識しますか?」という質問に対し、「最優先ではないが重視している」と回答した学生が76.1%に上りました。「最も重視している」10.9%を合わせると、約9割の学生が初任給を重視していることが分かります。「重視していない」「あまり重視していない」の回答は7.0%に留まりました。「物価高が続いているので、初任給でいくらもらえるかは重視したい」「奨学金を返済しなければいけないので、生活できるかは重視している」「給与額が全てではないが、自己投資し社会人として成長していくためには初任給の額も重要だと思う」などの声が寄せられました。
(2) 初任給の高い企業は「志望度が上がる」と回答した学生が8割を超える
初任給の高い企業について、「志望度が上がる」「やや志望度が上がる」と回答した学生が83.7%に上りました。「初任給が高い企業は、若手のうちから活躍のチャンスがあると思う」「初任給が高い企業は、若手の育成や戦力化にも力を入れていると思う」「初任給が高い企業は、成長性や安定性も高いと感じる」「他の条件が同じなら、給与が高い企業のほうが志望したいと思う」といった声が上がっており、初任給の高い企業に好感を持つ学生が多いことが分かります。
(3) 初任給は「20万円代」が適正だと考えている学生が9割に迫る
「初任給はどの程度が適正だと思いますか?」という質問に対し、「月収20~24万円」と回答した学生が58.5%に上りました。「月収25~29万円」28.8%を合わせると、9割に迫る学生が初任給の適正な額は「20万円代」だと考えていることが分かります。「20万円代の企業が多いと思う」「1人暮らしはできる程度の金額が適正だと思う」「入社後は会社に貢献できることよりも、会社に育ててもらうことの方が多いので、20万円前後が妥当だと思う」などの声が上がりました。
■調査概要
・調査期間:2022年9月30日~10月5日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2024(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:330件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 10月12日発表・同社プレスリリースより転載)