若手リーダーに期待するスキルに関する実態調査
株式会社manebi(東京都千代田区 代表取締役執行役員CEO:田島 智也 以下、manebi)は、マネジメント層(次長・課長クラス)500名に対し、若手リーダーに期待するスキルに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
<調査結果のポイント>
- 若手リーダーが現在身についているスキルは、「結果に対するこだわり(責任感)」(44.2%)が最多
- 今後若手リーダーに身につけて欲しいスキル、第1位は「周囲を巻き込む力」(44.0%)
- 回答者(マネジメント層)の6割が若手リーダーにスキルを身につけるための学習機会を「与えられている」と回答
<調査結果詳細>
■若手リーダーが現在身についているスキルは「結果に対するこだわり(責任感)」(44.2%)が最多
「Q1.若手リーダーが現在身についているスキルを教えてください。(複数回答)」(n=500)と質問したところ、「結果に対するこだわり(責任感)」が44.2%、「メンバーや部下との信頼構築力」が39.8%、「チームや職場内のコミュニケーションの促進力」が36.8%という回答となりました。
■若手リーダーが今後活躍していく上で、足りていないスキルも「結果に対するこだわり(責任感)」(37.4%)が最多
「Q2.若手リーダーが、今後活躍していく上で、足りていないスキルを教えてください。(複数回答)」(n=500)と質問したところ、「結果に対するこだわり(責任感)」が37.4%、「周囲を巻き込む力」が33.8%、「プロジェクトやチーム目標のマネジメント力」が32.0%という回答となりました。
■他にも「交渉力」や「臨機応変に対応するスキル」などが不足している声も
「Q3.Q2で回答した以外に、今後活躍していく上で、足りていないスキルがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=500)と質問したところ、「交渉力」や「臨機応変に対応するスキル」など296の回答を得ることができました。
■今後若手リーダーに身につけて欲しいスキル、第1位は「周囲を巻き込む力」
「Q4.若手リーダーに、今後身につけて欲しいスキルを教えてください。(複数回答)」(n=500)と質問したところ、「周囲を巻き込む力」が44.0%、「結果に対するこだわり(責任感)」が41.2%、「プロジェクトやチーム目標のマネジメント力」が37.2%という回答となりました。
■「ビジョンや戦略を描く能力」や「チームメンバーに仕事を任せる力」を身に着けて、更に活躍してほしいという声も
「Q5.Q4で回答した以外に、若手リーダーに、今後身につけて欲しいスキルがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=500)と質問したところ、「ビジョンや戦略を描く能力」や「チームメンバーに仕事を任せる力」など278の回答を得ることができました。
■6割が若手リーダーにスキルを身につけるための学習機会を「与えられている」
「Q6.現在、若手リーダーに対して、スキルを身につけるための「学習機会」を与えられていますか。」(n=500)と質問したところ、「かなり与えられている」が11.2%、「やや与えられている」が49.6%という回答となりました。
■「学習機会」が与えられていると考える65.8%が、「eラーニング」が学習機会だと回答
Q6で「かなり与えられている」「やや与えられている」と回答した方に、「Q7.どのような「学習機会」が与えられていますか。(複数回答)」(n=304)と質問したところ、「eラーニング」が65.8%、「セミナーやイベント等の参加費補助」が51.0%、「社内勉強会の設計」が41.4%という回答となりました。
■「学習機会」が与えられていないと考える40.0%が、「セミナーやイベント等の参加費補助」を与えたいと回答
Q6で「あまり与えられていない」「全く与えられていない」と回答した方に、「Q8.どのような「学習機会」を与えたいと思いますか。(複数回答)」(n=175)と質問したところ、「セミナーやイベント等の参加費補助」が40.0%、「社内勉強会の設計」が36.6%、「eラーニング」が35.4%という回答となりました。
■株式会社manebi 取締役執行役員CEO 田島 智也 コメント
今回マネジメント層(次長・課長クラス)500名に対し、若手リーダーのスキルに関する実態調査を実施しました。
そこで、若手リーダーが現在身についているスキルを伺うと、「結果に対するこだわり(責任感)」(44.2%)が最多でしたが、若手リーダーが今後活躍していく上で、足りていないスキルも「結果に対するこだわり(責任感)」(37.4%)が最多の結果となり、リーダーとなるうえでは、結果に対してシビアに感じてほしいというマネジメント層の声が挙がりました。
次に、今後若手リーダーに身につけて欲しいスキルを伺うと、第2位は同じく「結果に対するこだわり(責任感)」(41.2%)でしたが、第1位は「周囲を巻き込む力」(44.0%)であることから、リーダーとして関わる全員の活力を上げる力に期待が集まりました。他にも、「ビジョンや戦略を描く能力」や「チームメンバーに仕事を任せる力」といった力を身に着けて、更に活躍してほしいという声も。
また、6割以上ものマネジメント層は、若手リーダー自らがスキルを身につけるための学習機会が「与えられている」と考えており、学習機会として「eラーニング」が最も多く利用されていることが分かりました。
今回の調査では、多くの企業が若手リーダー育成のために学習機会を設けていることが分かりました。「人への投資」が注目される昨今。企業成長と社員教育は今後さらに相関性を持ち、より重要度の高いものとなっていくでしょう。
<調査概要>
調査概要:若手リーダーのスキルに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年8月1日~同年8月3日
有効回答:新型コロナウイルス感染拡大がきっかけでテレワークを導入し、3名以上の部下の中にリーダーを期待する人材がいるマネジメント層(次長・課長クラス)500名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社manebi / 9月14日発表・同社プレスリリースより転載)