【仕事探しに関するアンケート調査】適性検査について7割が必要と回答、適性検査の結果について「採否に関わらず知りたい」54.1%
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2022年7月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は31.8%
【応募件数の目安】
「よい条件の求人があればすべて応募したい」 が最も多く38.8%、「2~5件」33.5%、「1件だけ」20.6%、正社員希望者は「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」48.1%
【適性検査は必要だと思うかどうか】
「必要である」28.5%、「どちらかというと必要である」41.2%、7割が必要と回答
【適性検査等の結果を知りたいか】
「採否に関わらず知りたい」54.1%、「採用されるなら知りたい」20.6%、「不採用の場合のみ知りたい」10.3%
調査結果の詳細
【新型コロナウイルス感染症の影響】
新型コロナウイルス感染症の影響で仕事を探している人は31.8%
求人に応募した人に、今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」は関連しているかをきいた。
全体で31.8%が「はい」と回答し、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて仕事探しをしていた割合は3割程度となった。
希望雇用形態別に影響の有無をみると、「はい」は「派遣社員」の43.8%が最も高かった。7月に入ってから急激な感染拡大に見舞われ、6月よりも6pt高い結果となったが、調査開始以来2番目に低かった。
【応募件数の目安】
「よい条件の求人があればすべて応募したい」 が最も多く38.8%、「2~5件」33.5%、「1件だけ」20.6%、正社員希望者は「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」48.1%
求人に応募した人に、今回の求職活動期間の中で、求人に応募する件数の目安があるかどうかをきいた。全体では、「よい条件の求人があればすべて応募したい」 が最も多く38.8%、次いで「2~5件」が33.5%、「1件だけ」が20.6%、「6~10件」が6.2%、「11件以上」が0.9%となった。「1件だけ」以外を選んだ割合は全体の8割となった。
希望雇用形態別にみると、「正社員」では、「件数に目安はなく、よい条件の求人があればすべて応募したい」の割合は48.1%となった。「パートまたはアルバイト」では「1件だけ」が23.0%、「2~5件」が38.0%で、応募件数に目安を設けて活動している人が多い。仕事探しにおける新型コロナウイルス感染症の影響の有無別にみると、「感染症の影響あり」の人では「2~5件」は36.1%、「6~10件」は7.4%だった。「感染症の影響なし」の人と比べると2件以上の応募目安を設けて活動している割合が多いようだ。
【適性検査は必要だと思うかどうか】
「必要である」28.5%、「どちらかというと必要である」41.2%、7割が必要と回答
求人に応募した人に、「適性検査」についてどう思うかをきいた。「必要である」と回答した人は28.5%、「どちらかというと必要である」は41.2%で、7割が必要と考えているようだ。一方、「必要ではない」と回答した人は11.2%、「どちらかというと必要ではない」が19.1%で、3割は必要ではないと考えているようだ。
希望の雇用形態別にみると、正社員を希望する人の方が、非正規雇用希望する人よりも「必要ではない」と考える割合が多かった。また、性別に見ると、女性の方が男性よりも、「必要ではない」と考える割合が高い。年代別にみると、特に「30代以下」では「必要である」と考える割合が4割以上と他の年代よりも高かった。
【適性検査等の結果を知りたいか】
「採否に関わらず知りたい」54.1%、「採用されるなら知りたい」20.6%、「不採用の場合のみ知りたい」10.3%
求人に応募した人に、選考過程で適性検査等のテストを受けた場合、その結果を知りたいかどうかをきいた。全体では、「採否に関わらず知りたくない」が15.0%となり、8割以上が「知りたい」という結果になった。「採用されるなら知りたい」は20.6%、「不採用の場合のみ知りたい」は10.3%、「採否に関わらず知りたい」は54.1%で最多となった。
希望の雇用形態別にみると、正社員を希望する人の方が、非正規を希望する人よりも「知りたい」と回答する割合が多かった。特に違いがみられたのは「不採用の場合のみ知りたい」で、非正規雇用計の8.7%よりも6.9pt高い15.6%だった。
性別にみてみると、女性の方が男性よりも「採否に関わらず知りたい」割合が大きく、57.5%だった。
年代別にみてみると、30代以下では他の年代よりも「採用されるなら知りたい」の割合が大きく、34.1%だった。30代以下ではまだ社会人経験の浅い人も多く、自分が評価された点や、客観的判断による強みの認識に役立てたいという考えがあるのではないだろうか。
調査・分析担当者のコメント
7月にコロナウイルスの影響を受けて仕事探しをしている人は31.8%となりました。6月調査時よりも上昇しましたが、調査開始以来2番目に低い値です。今回の調査では、採用選考により入れられることの多い「適性検査」についてききました。検査結果を知りたいかについて、8割を超える人が「知りたい」と回答しました。検査自体については様々な意見がありました。採用選考過程の見直し等に参考になれば幸いです。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で2022年7月1日~年7月31日の期間に
『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2022年7月2日~8月5日
有効回答:340名
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社アイデム / 9月2日発表・同社プレスリリースより転載)