20代「求人での情報収集」に関する調査
求人で詳細を知りたい情報は「具体的な仕事内容」「会社や部署の雰囲気
会社の雰囲気を知るために活用したいコンテンツは「動画」が最多
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、20代の仕事観をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「求人での情報収集」に関して調査。求人で詳細を知れると嬉しい情報は、「具体的な仕事内容」が最多。次いで、「会社や部署の雰囲気、部署メンバーの人柄」が続きました。就業経験3年以上の「ヤングキャリア」は、第二新卒や既卒と比較すると「年収例(給与・昇給のイメージ)」を重視。また就業経験がない「既卒」は、ヤングキャリアや第二新卒よりも「選考でどこを見ているか」を重視していることが明らかになりました。同じ20代でも、就業経験の有無や、経験年数によって、詳しく知りたいと思う情報は異なることが分かります。応募する企業の雰囲気を知るために活用したいものは、「動画」が47.6%で最多となりました。20代は「企業の雰囲気」を知るために「動画」での情報収集をしたいと考えていると言えます。
【TOPICS】
- 求人情報を見る際に重視するポイントは「職種・仕事内容」が最多
- 求人情報で詳細を知れると嬉しい情報は「具体的な仕事内容」が最多。次いで「会社や部署の雰囲気」
- 応募する企業の雰囲気を知るために活用したいものは「動画」が最多
【調査の背景】
中途採用比率の公表義務化や、多様な人材の登用など、様々な観点から、企業が中途採用に積極的になっています。中途採用に積極的な企業が増えることで、優秀なビジネスパーソンの転職意向も高まると想定されています。転職活動においては、求人情報を見て応募をすることが最初のステップとなります。20代は「求人情報」において、何を重視しているのか調査しました。
(1) 求人情報を見る際に重視するポイントは「職種・仕事内容」が最多
求人情報を見る際に重視するポイントは、「職種・仕事内容」が最多。2番目、3番目に回答を集めた項目は、ヤングキャリア・第二新卒・既卒で異なる結果になりました。ヤングキャリアは、「給与」「休日・休暇」の順に回答を集めています。第二新卒は、「休日・休暇」「応募資格(求める人材)」、既卒は「応募資格(求める人材)」「休日・休暇」の順に回答を集めました。仕事内容を軸に、ヤングキャリアは「待遇面」、第二新卒や既卒は「働きやすさ」や「自身が対象になるか」を重視していると推察されます。
(2) 求人情報で詳細を知れると嬉しい情報は「具体的な仕事内容」が最多。次いで「会社や部署の雰囲気」
求人情報で詳細を知れると嬉しい情報は、「具体的な仕事内容」が最多。次いで、「会社や部署の雰囲気、部署メンバーの人柄」が続きました。ヤングキャリアは、第二新卒や既卒と比較し「年収例(給与・昇給のイメージ)」の回答が10ポイント以上高くなっています。また既卒は、「選考でどこを見ているか」の回答が、ヤングキャリアや第二新卒よりも10ポイント以上高い結果となりました。同じ20代でも、就業経験の有無や、経験年数によって、詳しく知りたいと思う情報は異なることが分かります。
(3) 応募する企業の雰囲気を知るために活用したいものは「動画」が最多
応募する企業の雰囲気を知るために活用したいものは「動画」が47.6%で最多。約半数に迫り、20代は「企業の雰囲気」を知るために「動画」での情報収集をしたいと考えていることが分かります。
■調査概要
・調査期間:2022年6月13日~6月26日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:20代・転職を希望する社会人(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)
・有効回答数:576件
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/ 7月25日発表・同社プレスリリースより転載)