2024年卒学生の職業意識とインターンシップ等に関する調査
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、キャリタス就活2024登録学生(2024年3月卒業予定者)を対象に、インターンシップの参加意向や就職に関する意識などを調査しました。また、コロナ禍の影響を大きく受けた大学生活についても併せて尋ねました。
(調査期間:2022年5月18日 ~5月25日、回答数:1,189人)
<主な内容>
1. インターンシップ等への参加意向
2. 参加したいプログラム(種類/形式/時期)
3.参加したい内容と期待する成果
4.インターンシップ等への参加方針
5.参加企業を探す手段
6.現時点で興味のある仕事・業界
7.興味を持ったきっかけ
8.コロナ禍での大学生活
9.望ましい就職活動の形式
10.就職戦線の見方
<調査概要>※一部抜粋
1. インターンシップ等への参加意向
大学 3 年生(修士 1 年生)の 5 月中旬時点での、インターンシップや仕事研究プログラム等への参加意向を尋ねた。「参加したい/参加する予定」が 9 割を超え(94.5%)、参加意欲の高さが顕著に表れている。
2.参加したいプログラム(種類/形式/時期)
インターンシップ等に参加意向がある学生(全体の 94.5%)に、参加したいプログラムの種類を尋ねた。
「インターンシップ」「1Day 仕事研究プログラム」がともに 9 割近くに上り、就業体験を伴うプログラムを希望する学生が大半だ(それぞれ 89.9%、86.9%)。一方、就業体験を伴わない「業界研究・会社研究プログラム」は、半数未満(49.4%)。
続いて、参加したい形式を尋ねた。「対面とオンライン両方」への参加を希望する学生が 8 割近くに上る(77.2%)。「オンライン形式のみ」は 6.6%とわずかで、大半の学生が対面での参加機会を求めていることがうかがえる。
参加したい時期は、「8 月」(95.2%)、「9 月」(84.0%)に集中しているのが目立つ。現時点では、夏季休暇中の参加を目指している学生が圧倒的に多いことがわかる。
3. 参加したい内容と期待する成果
具体的に参加したいプログラム内容としては、「業界や企業の概要を理解できるもの」が最も多く、8 割
強に上る(87.7%)。次いで「実際の職場を見ることができるもの」(82.1%)、「実践的な仕事を経験できるもの」(72.5%)が続く。インターンシップ等のプログラムを通じ、業界や仕事内容について理解を深め、就職先の志望を定めたいという学生の考えがうかがえる。
なお、理系は「自分の専攻分野と関連があるもの」が 53.8%で、文系に比べ 20 ポイント以上高い。
5.参加企業を探す手段
参加企業を探す手段について、今後の予定も含めて尋ねたところ、「就職情報サイト」が突出して多かった(96.0%)。続く「インターンシップイベント(オンライン)」は 7 割が選んだ(70.8%)。一方で、「インターンシップイベント(会場型)」が 6 割近くに上り、対面での参加を希望する学生も少なくない。「学内(求人票・キャリアセンター)」も半数近くが選ぶなど、様々な手段を活用し、情報収集をしている様子がわかる。
9.望ましい就職活動の形式
この先の、インターンシップをはじめとする就活準備や、セミナー・面接などの就職活動について、対面とオンラインのどちらの形式で進めたいかを尋ねた。「どちらかというと対面中心がよい」が最も多く、4 割を超える(43.1%)。「対面中心がよい」(18.7%)と合わせると 6 割超に上り(計 61.8%)。
対面の機会を求める学生が多いことがこのデータからも読み取れる。ただし、理系・院生では、「どちらかというとオンライン中心がよい」(48.9%)、「オンライン中心がよい」(6.0%)を合わせて 5 割強(計 54.9%)。研究と両立させるためにも、オンライン中心の活動を希望する学生が多いと見られる。
【調査概要】
調査対象 : キャリタス就活2024会員(2024年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院修士課程1年生)
調査時期 : 2022年5月18日~5月25日
調査方法 : インターネット調査法
回答者数 : 1,189人(文系757人、理系・学部生 299人、理系・大学院生133人)
調査機関 : 株式会社ディスコ キャリタスリサーチ
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ/6月13日発表・同社プレスリリースより転載)