【2023年卒アンケート】最終選考は「リアル」で参加したいが6割に迫る
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「各選考ステップで、オンラインとリアルどちらの形式を希望するか」をテーマに調査しました。会社説明会・一次選考は、「オンライン」を希望する学生が4割超となり、「リアル」を上回りました。「移動時間も交通費もかからないので、効率良く参加できる」「大学の授業やゼミもオンラインが多いので、慣れている」「オンラインのほうが緊張しない」などの声が上がっています。一方、最終選考は「リアル」を希望すると回答した学生が59.3%に上りました。「少なくても一度は会っておきたい」「直接面談で、熱意を伝えたい」「リアルのほうが企業の雰囲気を掴むことができ、より納得して入社を決められると思う」などの声が寄せられています。4割以上の学生が、「オンラインよりもリアルのほうが志望度が上がる」と回答しており、直接コミュニケーションを図ることで、企業理解が深まり、志望度が上がると感じている学生が多いことが分かります。
【TOPICS】
- 会社説明会:希望する参加方法は、「オンライン」が4割超で、「リアル」を上回る
- 一次選考:希望する参加方法は、「オンライン」が4割超で、「リアル」を上回る
- 最終選考:希望する参加方法は「リアル」が6割に迫る
- 4割以上の学生が「オンラインよりも、リアルのセミナー・選考のほうが、志望度が上がる」と回答
(1)会社説明会:希望する参加方法は、「オンライン」が4割超で、「リアル」を上回る
会社説明会について、オンラインとリアルの参加方法を選択できる場合は、「オンライン」を希望すると回答した学生が42.0%に上り、「リアル」24.7%を上回りました。「オンラインだと、移動時間も交通費もかからないので、効率良く参加できる」「オンラインのほうが、より多くの企業の会社説明会に参加できる」などの声が上がりました。「企業の所在地による」と回答した学生からは、「地方在住なので、首都圏の企業はWebセミナーを活用したい」といった声が、「企業の志望度による」と回答した学生からは、「第一志望の企業はリアルで参加したい。視野を広げるために参加するセミナーはオンラインを活用したい」といった声が寄せられています。
(2) 一次選考:希望する参加方法は、「オンライン」が4割超で、「リアル」を上回る
一次選考について、オンラインとリアルの参加方法を選択できる場合は、「オンライン」を希望すると回答した学生が45.4%に上り、「リアル」22.8%を上回りました。「大学の授業やゼミもオンラインが多いので、オンラインのほうが慣れている」「オンラインのほうが緊張しない」「オンラインのほうが、不合格になった際のダメージが小さい」などの声が上がりました。
(3) 最終選考:希望する参加方法は「リアル」が6割に迫る
最終選考について、オンラインとリアルの参加方法を選択できる場合は、「リアル」を希望すると回答した学生が59.3%に上り「オンライン」13.6%を上回りました。「少なくても一度は会っておきたい」「直接面談で、熱意を伝えたい」「リアルのほうが企業の雰囲気を掴むことができ、より納得して入社を決められると思う」などの声が上がりました。最終選考では企業に直接訪問し、企業の雰囲気を掴んだり、熱意をアピールしたいという意向が伺えます。
(4) 4割以上の学生が「オンラインよりも、リアルのセミナー・選考のほうが、志望度が上がる」と回答
「セミナーや選考は、オンラインとリアルどちらの形式が、志望度が上がるか」の質問において、「リアル」42.4%が「オンライン」25.6%を上回りました。「直接訪問したほうが、企業の雰囲気や働く環境をより理解できる」「実際に訪問し、企業の雰囲気や選考の緊張感を肌で感じるのと、そうでないのでは大きな違いがあると思う」「直接面談のほうが、質問もしやすく企業理解を深めやすい」などの声が上がりました。リアルで職場環境を見たり、直接コミュニケーションを図ることで、企業理解が深まり、志望度が上がると感じている学生が多いことが分かります。
■調査概要
・調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
※インターンシップの参加を経験している学生が回答
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2022年3月18日~2022年3月25日
・有効回答数:465名
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情/4月6日発表・同社プレスリリースより転載)