職場におけるチャット利用の実態調査 チャットは組織の心理的安全性の醸成にも一定の効果
「現場の声を共有」「同僚と悩みを相談」「職場からの気遣い」を実感している職場の約6割はチャットを活用
働く人のつながりを強くするコラボレーションツール「Parque(パルケ)」を運営する株式会社パルケ(本社:東京都港区、代表取締役:鎌田大輔)は、「職場におけるチャット利用の実態調査」について企業にお勤めの20~60代以上の男女644人を対象に調査を実施しました。今回の結果から、チャットは業務連絡の手段としてだけでなく、組織の心理的安全性の醸成にも効果があることがわかりました。
■調査サマリ
- テレワークを実施している職場でのチャット使用率は7割以上。毎日出社している職場でも3人に1人が使用していると回答
- 立場や役割に関わらず、お客様の声やアイデアを社内に発信・共有されていると回答した人の75%が、職場でチャットを使用
- 隣の席の人や同僚の仕事の成果や悩みを知っていると回答した人の61%が、職場でチャットを使用
- 職場から自分の心身の健康をケアされていると回答した人の59%が、職場でチャットを使用
■調査結果
【1】テレワークを実施している職場でのチャット使用率は7割以上。毎日出社している職場でも3人に1人が使用していると回答
職場でチャットを使用していますか、とたずねたところ、テレワークを実施している職場では7割以上の方が使用していると回答しました。
また、毎日出社している会社でも約3割の職場でチャットを使用していることがわかりました。
遠隔だから、ということだけではなく、日々の社内コミュニケーションの手段としてチャットが活用されていることがうかがえます。
【2】立場や役割に関わらず、お客様の声やアイデアを社内に発信・共有されていると回答した人の75%が、職場でチャットを使用
立場や役割に関わらず、お客様の声やアイデアは発信・共有されていますか、とたずねたところ、「とてもそう思う、そう思う」と回答した人は合わせて39%、「そう思わない、全くそう思わない」と回答した人は34%という結果になりました。
さらに、職場でチャットを使用していますか、とたずねたところ、「とてもそう思う、そう思う」と回答した人の57.8%がチャットを使用していることがわかりました。
その中でも、「とてもそう思う」と回答した人の75%がチャットを使用していることがわかりました。
グループチャットの機能を使用すれば、関係者へ一斉に情報を発信することが可能となり、メールに比べて時短にもなります。チャット内で議論に発展し、スピーディーに改善をおこなうこともできるでしょう。
【3】隣の席の人や同僚の仕事の成果や悩みを知っていると回答した人の61%が、職場でチャットを使用
隣の席の人や同僚の仕事の成果や悩みを知っていますか、たずねたところ、「はい」と回答した人は37%、「いいえ」と回答した人は42%という結果になりました。
その中で、「はい」と回答した人の61%がチャットを使用していることがわかりました。
チャットのコミュニケーションは、スムーズな情報伝達により部門を超えた相談も容易になります。職場において風通しのよい状態の維持に役立つと言えそうです。
【4】職場から自分の心身の健康をケアされていると回答した人の59%が、職場でチャットを使用
職場から心身の健康をケアされていると思いますか、とたずねたところ、「とてもそう思う、そう思う」と回答した人は合わせて38%、「そう思わない、全くそう思わない」と回答した人は合わせて41%という結果になりました。
さらに、職場でチャットを使用していますか、とたずねたところ、「とてもそう思う、そう思う」と回答した人の54.5%がチャットを使用していることがわかりました。
その中でも、「とてもそう思う」と回答した人の59%がチャットを使用していることがわかりました。
誰もが見ている場でコミュニケーションすることで、ハラスメントや不正防止にもつながることもありますし、時にはDMを使い、個別で相談もしやすくなります。
【調査概要】
調査名 :職場におけるチャット利用の実態調査
調査対象 :企業にお勤めの20~60代以上の男女644人
調査期間 :2021年12月27日~2022年1月4日
調査方法 :インターネット調査
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社パルケ/3月29日発表・同社プレスリリースより転載)