職場における情報共有の実態と意識調査
働く人のつながりを強くするコラボレーションツール「Parque(パルケ)」を運営する株式会社パルケ(本社:東京都港区、代表取締役:鎌田大輔)は、「職場における情報共有の実態と意識調査」について企業にお勤めの20~60代以上の男女644人を対象に調査を実施しました。
<調査サマリ>
- 現在の働き方にとても満足している人の70%以上が、「職場全体でオープンな情報共有ができている」と感じている。「オープンな情報共有」が働き方の満足度と密接に関係している。
- 毎日出社「職場全体でオープンな情報共有ができている」は約40%にとどまる。「出社=オープンな情報共有ができている」とは言い切れない。
- 「議事録を参加者以外にも共有」31%。300人未満の会社では「作成していない」が最も多い。
- 「アジェンダを参加者以外にも共有」26%。300人未満の会社では「作成していない」が最も多い。
【調査概要】
調査名 :職場における情報共有の実態と意識調査
調査対象 :企業にお勤めの20~60代以上の男女644人
調査期間 :2021年12月27日~2022年1月4日
調査方法 :インターネット調査
■調査結果
【1】現在の働き方にとても満足している人の70%以上が、「職場全体でオープンな情報共有ができている」と感じている。「オープンな情報共有」が働き方の満足度と密接に関係している。
現在の働き方に満足していますか、という質問に対して「とても満足」と回答した人の71%が、職場全体でオープンに情報共有されていると感じていることがわかりました。
一方、現在の働き方に「全く満足していない」と回答した人の72%は、オープンな情報共有ができていないと感じていることがわかりました。
この結果から、働き方の満足度には「職場全体のオープンな情報共有」が密接に関係していることがうかがえます。
【2】毎日出社「職場全体でオープンな情報共有ができている」は約40%にとどまる。「出社=オープンな情報共有ができている」とは言い切れない。
現在の働き方についてたずねたところ、約70%の人が「毎日出社」と回答しました。
毎日出社している人に、職場全体でオープンな情報共有がされていると思いますか、とたずねたところ、「職場全体でオープンに情報共有ができている」と回答した人は約40%にとどまりました。
リモートワークは、社内コミュニケーション不足につながると課題視されていますが、今回の結果から、必ずしも「出社=職場全体でオープンに情報共有ができている」ではないことがわかりました。
【3】「議事録を参加者以外にも共有」31%。300人未満の会社では「作成していない」が最も多い。
職場では、会議の内容を記録した議事録を共有していますか、とたずねたところ、「参加者以外にも共有している」と回答した人は31%でした。
次いで、「参加者のみに共有」28%、「共有していない」16%、「作成していない」12%、「わからない」13%と、69%は職場全体に会議の議事録が共有されていない、共有されているのかがわからないと回答されました。
従業員数300人未満の会社では、「議事録を作成していない」が23.8%と最も多いことがわかりました。
【4】「アジェンダを参加者以外にも共有」26%。300人未満の会社では「作成していない」が最も多い。
職場では、会議の目的や課題を文字に起こしたアジェンダを共有していますか、とたずねたところ、「参加者以外にも共有している」と回答した人は26%でした。
次いで、「参加者のみに共有」25%、「共有していない」17%、「作成していない」17%、「わからない」15%と、74%は職場全体に会議のアジェンダが共有されていない、共有されているのかがわからないと回答されました。
従業員数300人未満の会社では「アジェンダを作成していない」が34.6%と最も多いことがわかりました。
「働き方の満足度」と関係している「職場全体のオープンな情報共有」を実感するために、まずは議事録やアジェンダを会議に参加した人だけではなく、参加者以外へ共有していくことから始めてみるのはいかがでしょうか。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社パルケ/2月21日発表・同社プレスリリースより転載)