『活躍する若手社員をどう育てるか』(山内祐平:編著)慶應義塾大学出版会より刊行
慶應義塾大学出版会は、山内祐平:編著『活躍する若手社員をどう育てるか――研究データからみる職場学習の未来』を刊行しました。
▼活躍する若手社員=「仕事から学び、成長し続ける」若手を育てるにはどうすればいいのか?
▼マイナビと山内研究室(東京大学)の共同研究の成果と提言を発信!
▼企業の人事担当者、若手社員を指導する管理職必見!
労働環境が大きく変化するなか、20代の若手社員が日々の仕事から学び、成長し続けるために、上司、同僚、職場はどのようなサポートができるのだろうか。
本書では株式会社マイナビと東京大学大学院情報学環山内祐平研究室の共同研究によるインタビュー調査・量的調査から、若手社員の「パーソナリティ」と「行動・環境」に注目して得られた実態調査の知見とともに、3つのキー概念=「思考のモデリング」「ジョブ・クラフティング」「心理的居場所感」を用いた人材育成の方法を提案する。
■本書の概要
活躍する若手社員をどう育てるか
――研究データからみる職場学習の未来
編著者:山内祐平
定価:2,640円(本体 2,400円+税)
初版年月日:2022/02/05
ISBN:978-4-7664-2792-9
ページ数:192ページ
判型:A5判/並製
■目次(一部抜粋)
第1部 若手社員育成の現状と調査の狙い
・第1章 なぜ今「若手社員の育成」が重要なのか
・第2章 活躍する若手社員の実像を探る――調査の概要
第2部 活躍する若手社員のパーソナリティ
・第3章 若手社員のパーソナリティとは
・第4章 若手とミドルエイジのパーソナリティの違い
第3部 活躍する若手社員を育てるキー概念
・第5章 仕事からどう学ぶのか――思考のモデリング
・第6章 活躍につながる仕事の工夫――ジョブ・クラフティング
・第7章 どうすれば離職を防げるか――心理的居場所感
■編著者紹介
山内祐平(やまうち ゆうへい)
東京大学大学院情報学環 教授
1967年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中退。博士(人間科学)。茨城大学講師、助教授を経て2000年東京大学大学院情報学環准教授。2014年より現職。専門は情報化社会における学習環境のデザイン。開発研究とフィールドワークを連携させた研究を展開している。著書に『ワークショップデザイン論』(共著、慶應義塾大学出版会)、『学習環境のイノベーション』(東京大学出版会)など。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(慶應義塾大学出版会株式会社 / 2月発表)