「日本の残業時間」定点観測データ <2021年10-12月集計>を発表
就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:大澤 陽樹)は、「『日本の残業時間』四半期速報」2021年10-12月集計を発表しました。
OpenWorkに集まる1200万件以上の社員クチコミと評価スコアを集計し、企業ランキングなどの調査レポートや、客員アナリストによる分析コラムを掲載してきた「働きがい研究所」で、今までとこれからの日本の働き方の「動き」を捉える定点観測データを公開しています。
この度「『日本の残業時間』四半期速報」において2021年10-12月集計を発表いたしました。
■『日本の残業時間』四半期速報
OpenWorkに集まる社員クチコミデータから、2014年以降四半期ごとの残業時間を全体と業種別で発表しています。働き方改革の第1フェーズとして各企業が取り組みをはじめ、2019年4月には働き方改革関連法案の施行により時間外労働の罰則付き上限規制が設けられるなど、長時間労働是正への意識が高まるなか、データにはそれがどう反映されているのか、定点観測として四半期ごとに発表していきます。
【サマリー】
・全体の平均残業時間は、7-9月集計の24.56時間/月から、10-12月集計では24.61時間/月に微増(+0.05)
・「行政機関、社団法人、学校法人」が3時間以上増加し27.53時間/月(+3.14)に。「不動産・建設」は1時間以上増加し34.75時間/月(+1.82)に
・7-9月集計で40時間台だった「コンサルティング」は3時間以上減少し38.37時間/月(-3.47)に。最も残業が少ない業種である「メディカル」はさらに2時間近く減少し13.72時間/月(-1.97)となった
■日本の残業時間 定点観測 <四半期速報>
全体の平均残業時間は、10-12月集計では24.61時間/月となり、7-9月集計の24.56時間/月から0.05時間の微増となりました。1時間以上増加した業種は、「行政機関、社団法人、学校法人」が3時間以上増加し27.53時間/月(+3.14)、「不動産・建設」は1時間以上増加し34.75時間/月(+1.82)でした。1時間以上減少した業種は、7-9月集計で40時間台だった「コンサルティング」が3時間以上減少し38.37時間/月(-3.47)となり、「IT・通信・インターネット」は1時間減少し24.09時間/月(-1.12)に。最も残業が少ない業種である「メディカル」はさらに2時間近く減少し13.72時間/月(-1.97)となりました。
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(オープンワーク株式会社/1月13日発表・同社プレスリリースより転載)