「中途採用の面接現場の実態」について
~ アンケート調査から伺える課題~
人事分野におけるトータルソリューション「JobSuite(ジョブスイート)」シリーズを提供する株式会社ステラス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:戸村 敦雄)では、企業の皆様によりよい面接活動の実施に努めていただきたく、この度中途採用の面接官を行ったことがある会社員を対象に、面接現場の実態を探るためのアンケート調査を実施しました。(有効回答数:488名)
調査結果を下記のとおりまとめましたので、皆様の採用活動の参考としてご活用ください。
【調査結果 サマリー】
以下1.および2.のとおり、面接の実施手法や合否基準については現場任せにしている企業が多く、候補者の見極めについてもうまくいっているとは言い難い状況が見られました。全社的な面接クオリティを向上させるためには、採用担当者による一定のフォローアップが欠かせないことを示唆していると思われます。
1.中途採用の面接官として、候補者を見極める力が「ある」「そこそこある」と答えた方が合計で51%と過半数を占めた一方、あなたが中途採用の面接で合格を出した候補者が「入社後に活躍しているか?」を聞いたところ、「期待以下の活躍である(17%)」と回答した方が「期待以上の活躍である(6%)」と回答した方よりも3倍近くも多い結果となり、面接官としての「見極め力」に対する自己評価と成果についての乖離が見られました。
2.面接官教育や講習を「受けたことがある」と回答した方は全体の38%でしたが、ロールプレイングなどによる実践講習を受講している方の割合は、さらにその3分の1程度(全体の13%)であり、面接官教育を積極的に実施することで、面接クオリティ向上の余地があるのではないか、と推測できます。
3.その他、以下のような設問について回答を得ることができました。
・面接官として中途採用の面接に参加した回数は?
・面接官として面接の場に臨むため、どのような事前準備を行っていますか?
・候補者へ質問を行うにあたり、質問内容はどのように設定していますか?
・合格または不合格の判定基準は、どのように定めていますか?
・どのくらいの時間をかけて、合格または不合格の判定を下していますか?
・中途採用の面接官として、候補者を「惹きつける力」があると思いますか?
・面接官としての失敗談(成功談)
本アンケートの詳細につきましては、「日本の人事部」のWebサイトにて配布しておりますので、今後の貴社面接活動の見直しなどにご活用ください。
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(株式会社ステラス / 1月20日発表・同社プレスリリースより転載)