就職プロセス調査(2022年卒)「2021年10月1日時点 内定状況」
就職内定率は92.4%でコロナ禍以前の水準で推移。 前年同月差は+3.7ポイント
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)のよりよい就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
■内定未取得者の約8割が就職活動を継続。就職活動にかけた時間の割合は3カ年で最高
10月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率(※1)は、92.4%(+3.7ポイント)(※2)となり、前月から2.4ポイント増加し、コロナ禍以前の2020年卒と同水準となりました。進路確定率は87.5%とこちらも20年卒と同水準です。
進路確定先を見ると「就職先が確定している(公務員)」が4.2%と前年、前々年と比べて増加しているものの、最も高いのは「就職先が確定している(民間企業)」で72.9%となっています。「まだ確定している進路はない」は12.5%と前年と比べて3.6ポイント減少。前年と比べて10月時点で進路を確定した学生が増えています。加えて、自身の就職活動の取り組みに満足しているかどうかについては、「そう思う」と回答した学生の割合が前年に比べて高くなっています。
内定未取得者の就職活動実施率は、前年同水準の約8割となっています。内定未取得者の学業、就職活動、プライベートにかけた時間の9月中の割合を見ると、就職活動にかけた時間の割合が20年卒からの3カ年では22年卒が一番高く、学生のコメントを見ると「終わりが見えてきたのでもう少し頑張ろうと思ってます」「秋採用に向けて就職活動をしていきたい」というように積極的に活動している様子がうかがえます。
まだ進路が確定していない学生の皆さんは、あきらめずに自分のペースで就職活動を続けることで納得した進路決定をしていただければと思います。また企業の皆さんにも、来春入社者の採用機会が継続していることを知っていただきたいです。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルート/10月12日発表・同社プレスリリースより転載)