ES廃止して全員と面接へ 土屋鞄製造所
㈱土屋鞄製造所(東京都足立区、土屋成範代表取締役社長)は、2022年3月卒の新卒採用からエントリーシートを廃止し、希望者全員との一次面接を展開している。事前に学生時代の経験などの情報を求めず、人物本位で選考するのが狙い。土屋社長による最終面接まで、活動はすべてオンラインで実施する。
エントリー時は氏名・生年月日・学校名の記入のみ求め、会社説明会を経て45分程度の一次面接を行う。人事課長または執行役員が、1度に学生3人までに対応する。
同社では21年度採用からSNSの活用を始め、エントリー数が前年の57人から2000人超へ急増。一方で説明会後にシート提出を求めたため辞退者が少なくなく、廃止理由の1つとしている。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2021.05.18より転載)
この記事ジャンル
選考・面接