テレワーク中の評価に関する意識・実態調査
総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:横道 浩一、以下「パーソルP&T」)は、会社員500名を対象に「テレワーク中の評価に関する意識・実態調査」を実施いたしました。
新型コロナウイルスの感染症対策として、テレワークを主体とした新しいはたらき方を取り入れている企業が増加しましたが、一方で社員の勤務状況を直接把握することが難しくなっており、評価の仕組みの変更・修正や勤怠管理システム導入について各社検討が進んでいます。そこで、テレワークの導入支援や仕事可視化ツール「MITERAS」を開発・提供するパーソルP&Tでは、一般社員や管理職が、テレワーク中の自身や部下に対する評価についてどのように感じているのか、その意識・実態を把握するために、今回500名を対象に調査を実施。テレワーク中の社員評価についての調査結果を発表いたします。
■アンケート概要 「テレワーク中の評価に関する意識・実態調査」
調査期間 : 2020年11月20日~11月24日
調査方法 : インターネットリサーチ
調査対象 : 3ヵ月以上テレワークを継続している会社員500名(20代~60代)
/ 一般社員250名、部下のいる管理職250名
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【パーソルプロセス&テクノロジー株式会社調べ】とご明記ください。
<調査結果サマリー>
テレワークの頻度は、「週1程度」と「週2~3日程度」合わせて6割。テレワークの実態として、 6割以上は週の半分以上出社し、テレワークを活用している。
テレワークにより、管理職は部下への指示出しや進捗確認にやりにくさを感じている。
テレワークに合わせて人事評価の仕組みが変更されたのは1割に満たない。評価に対する不安を約半数が持ち、テレワークの経験が浅いと不安に感じる割合が高くなる。管理職は自分の評価よりも、部下に正しい評価を行えているかどうかに不安を持っている。
約6割が仕事の終わり時がわからず長時間労働となった経験がある
勤務状況を見える化するツールの利用意向は、管理職で高い傾向に。家族からのテレワークに対する評価は約4割が好意的
TOPIC1
テレワークの頻度は、「週1程度」と「週2~3日程度」合わせて6割。
テレワークの頻度は、「週1日程度」と「週2~3日程度」で合わせると6割を超えている。テレワークの実態として、6割以上は週の半分以上出社しテレワークを活用していることがわかる。
TOPIC2
テレワークにより、管理職は部下への指示出しや進捗確認にやりにくさを感じている。
一般社員に対し、出社勤務時とテレワーク勤務時で、「上司への進捗報告」業務についての変化を聞いたところ、「やりにくくなった」「どちらかというとやりにくくなった」が36%だった。
同じく管理職に対し「部下への仕事の指示出しや進捗確認」への変化を聞くと、49.2%と「上司への進捗報告」に対し13.2ポイント高く、上司と部下とのやり取りにおいて、上司がよりやりにくさを感じている。
TOPIC3
テレワークに合わせて人事評価の仕組みが変更されたのは1割に満たない。
評価に対する不安を約半数が持ち、テレワークの経験が浅いと不安に感じる割合が高くなる。
管理職は自分の評価よりも、部下に正しい評価を行えているかどうかに不安を持っている。
TOPIC4
約6割が仕事の終わり時がわからず長時間労働となった経験がある。
テレワークで仕事をしている際、一日の仕事の終わり時がわからず長時間労働になった経験があるかを聞いたところ、全体で58.0%と約6割に経験があったと答えた。
TOPIC5
勤務状況を見える化するツールの利用意向は、管理職で高い傾向に。
参考TOPIC
家族からのテレワークに対する評価は約4割が好意的。
テレワーク勤務に対する、家族からの評価を聞いたところ、全体では42%が好意的だった。
<本件に関する報道関係者の方からのお問い合わせ先>
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 広報担当:杉山・恩地
TEL:03-6385-6866 FAX:03-6385-6671 MAIL: pr@persol.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 / 12月10日発表・同社プレスリリースより転載)