『失敗しない定年延長 「残念なシニア」をつくらないために』(石黒太郎:著)光文社より刊行
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村林 聡)コンサルティング事業本部 組織人事戦略部長 石黒太郎 執筆の書籍『失敗しない定年延長 「残念なシニア」をつくらないために』が光文社より発行されましたので、お知らせいたします。
シニア活用こそが、人材不足解消最後の砦
少子化の進展により、日本の生産年齢人口は急激に減少中。さらに、バブル期入社組の大量定年退職が秒読みに入ったことで、労働力不足は深刻さを増すばかり。2020年代において、労働力不足を補うもっとも手近、かつ有用な人材は、世にあふれるシニアたちをおいて他にない。しかし、「日本型雇用」=「会社従属型雇用」にメスを入れずに小手先の定年延長を行えば、「残念なシニア」が大量に生みだされ、企業のみならず日本経済全体の後退をも引き起こす――。
会社の将来を憂う経営者や人事部員、これから定年を迎える会社員、そしてすべてのシニア予備軍へ送る、定年延長を“失敗しない”ための提言書。
■本書の概要
失敗しない定年延長 「残念なシニア」をつくらないために
著者:石黒 太郎
発行年月:2020年10月
定価:本体800円+税
ISBN:978-4-334-04500-5
ページ数:230ページ
判型:新書判ソフト
発行:光文社
■目次(一部抜粋)
まえがき 安易な定年延長が会社を潰す
第1章 「残念なシニア」が大量発生した理由
第2章 少子化時代に不可欠なシニア活用
第3章 シニアを正しく活かす「雇用ジェロントロジー」
第4章 失敗しない定年延長
第5章 日本経済を衰退させる会社従属型雇用
第6章 「ジョブポートフォリオ・マネジメント」へのシフト
■著者コメント/プロフィール
現在の定年後再雇用制度は、長い会社生活の終焉間近のタイミングで給与が大幅削減され、大した成果も期待されず、昇給の対象からも外され、周囲からは煙たがられ、最後の最後に最も強い痛みを社員に与える仕組みです。
定年延長は、社員と企業双方にとって健全な人材マネジメントを実現するチャンスです。“あるべき定年延長”を検討する際の参考として、本書が皆さんに活用いただけることを、心底願っています。(あとがきより抜粋)
石黒 太郎(いしぐろ たろう)
1973年生まれ。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 コンサルティング事業本部 組織人事戦略部長・プリンシパル。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、1996年、株式会社デンソー入社。以来17年間、人事部門に在籍し、うち約4年半を北米生産法人の人事・総務部門の責任者として海外駐在。その後、事業部門の事業企画管理職を経て、2016年、コンサルタントにキャリアチェンジ。人事の実務および管理職としての国内外での経験、ノウハウ、現場感覚に基づき、顧客目線に立ったサービスを提供している。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 / 10月23日発表・同社プレスリリースより転載)