2021年卒採用の内々定出し以降の学生との接点状況
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 学)の研究機関・就職みらい研究所(所長:増本 全)は、2021年卒採用に関する調査を実施しました。今回、2020年9月時点の調査結果を速報版としてまとめましたので、ご報告申し上げます。
■内定式の約半数はWebを活用予定。内々定者との接点もWeb化が進む
新型コロナウイルス禍により就職・採用活動動向も変化が見られる中、前回3月調査(2回実施)に続き3回目の人事担当者向けの調査を実施しました。今回のご報告では、内々定出し以降の学生との接点や、今後の採用活動状況などを中心にまとめました。
この新型コロナウイルス禍により、例年通りからの変更等を余儀なくされている現状もある中で、Webを活用した活動となっていることが見受けられます。内々定出し以降の学生との接点は、従来メールや電話等で連絡を取りながら、対面での内定式・懇親会などを行うのが主流でした。しかし、本年は対面での接点が難しい状況となり、内定式は約半数、懇親会は約6割がWeb上(対面での併用含む)を活用し実施するとの回答となりました。2021年卒採用については、現在継続されているところもあり、内定出しも7割近くが10月以降引き続き行われる見通しです。
季節の変わり目でもあるこの時期、また新型コロナウイルス禍に関しては、まだ予断ならぬ状況ではありますが、入社前までに学生・企業双方がお互いを理解できるよう、形式にこだわらず十分な情報提供や適切な頻度にてコミュニケーションを行うことで、入社後のギャップを回避することが重要です。
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(株式会社リクルートキャリア / 9月30日発表・同社プレスリリースより転載)