『理想のチームプレーヤー』(パトリック・レンシオーニ:著)サンガより刊行
サンガは、パトリック・レンシオーニ:著/樋口武志:訳『理想のチームプレーヤー――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法』を刊行しました。
優れたチームプレーヤーに欠かせない要素は、
「謙虚であること」、
「ハングリーであること」、そして
「スマートであること」の3つである。
本書は、会社を救うために、理想のチームプレーヤーに必要な要素を見つけ出そうと、必死に奔走するリーダーの物語である。
シリコンバレーの企業やコンサルティング会社で輝かしいキャリアを重ねてきた主人公ジェフ・シャンリーは、突然、伯父が経営する有名な建設会社バレー・ビルダーズ社のCEO に任命された。
緊急の社長交代劇と共に与えられた使命は、会社史上最大規模の2つのプロジェクトを成功させることだった。ジェフは困惑しながらも、難航するプロジェクトをやり遂げる唯一の方法を見つけ出す。それは、会社のメンバー全員が「理想のチームプレーヤーになる」という価値観を共有し、それに向かう採用と育成の企業文化を、早急に作り上げることだった――。
著者のパトリック・レンシオーニは、物語で、会社に問題を引き起こす「モンスター社員」の特性を描きながら、「謙虚」「ハングリー」「スマート」という、優れたチームプレー
ヤーに欠かせない3つの要素を明らかにする。
物語のあとには、実践に役立つ考え方のモデルや、理想のチームプレーヤーを見つけ出して採用し、育てるための実践方法がまとめられている。
会社にチームワークを開花させるために奮闘するリーダーから、
真のチームプレーヤーの採用を目指す人事担当者、
貴重なチームメンバーになろうと試みる新入社員まで、
すべてのビジネスパーソンの必読書!
■本書の概要
理想のチームプレーヤー――成功する組織のメンバーに欠かせない要素を知り、成長・採用・育成に活かす方法
著者:パトリック・レンシオーニ
訳者:樋口武志
発行:2020年6月26日
定価:本体1,800円+税
ISBN;978-4-86564-172-1
ページ数:308ページ
判型:四六判
■目次(一部抜粋)
第一部 寓話
●第一章 状況
●第二章 診断
●第三章 発見
●第四章 実行
●第五章 指標
第二部 モデル
●第一章―理想のチームプレーヤーの三つの美徳
・三つの美徳の定義
・このモデルの由来
●第二章 理想のチームプレーヤー・モデル
・カテゴリー
●第三章 実践
・実践1:採用
・実践2:現在の社員の評価
・実践3:一つか二つの美徳に欠けている社員の育成
・実践4:組織カルチャーへの組み込み
・「チームの五つの機能不全」と「理想のチームプレーヤー」の関係
■著者プロフィール
〔著者〕
パトリック・レンシオーニ Patrick Lencioni
経営チームの強化育成と組織の健全性を専門とする経営コンサルティング会社「テーブル・グループ」の創業者および社長。コンサルタントや講演を通して、フォーチュン500に名を連ねる企業から、ITベンチャー、大学、非営利組織に至るまで数々の経営陣やチームと仕事をしてきた。著書にはベストセラーになった『あなたのチームは、機能してますか?』や『ザ・アドバンテージ―なぜあの会社はブレないのか?』(以上、翔泳社)などがある。
〔訳者〕
樋口 武志 Takeshi Higuchi
1985年、福岡県生まれ。訳書に『insight(インサイト)』『異文化理解力』『優れたリーダーは、なぜ「立ち止まる」のか』(以上、英治出版)、『無敗の王者 評伝ロッキー・マルシアノ』(早川書房)、共訳書に『ノー・ディレクション・ホーム―ボブ・ディランの日々と音楽』(ポプラ社)、字幕翻訳に『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影〈シャドウズ〉』などがある。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社 サンガ/6月発表)