「ジョブ型雇用への移行に伴う組織課題」に関する意識調査
「『はたらく』と『人』を大切にできる世界に」をビジョンに掲げ、従業員一人ひとりの貢献を見える化し組織課題を解決する「Unipos」を運営するFringe81株式会社の子会社Unipos株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:斉藤知明/以下、Unipos社)は、全国の20歳以上の上場企業の経営者・事業責任者309名と、上場企業に勤務する正社員1032名(以下、一般社員)を対象に「ジョブ型雇用への移行に伴う組織課題」に関する意識調査を、2020年2月に実施しました。
調査の結果、2020年4月より施行される同一労働同一賃金に伴う「ジョブ型雇用への移行」において、6割近い経営者・事業責任者が、「何かしらの課題を抱えている、もしくは課題が発生しそうだ」と感じていることが明らかになりました。また、その課題の上位3位に挙げられたのはいずれも「企業と従業員とのつながりの希薄化」を懸念するものとなり、今後雇用システムの転換を推進する企業の経営者にとって、”企業と従業員との信頼関係を強める事” が、経営課題を解決する上でより一層重要になることがわかりました。
経営層の課題感に加え、従業員から見た “企業と従業員との関係性”についても調査したところ、上場企業1000名の一般社員の約2人に1人にあたる53%が、現在でも「会社に大切にされていない」と感じていることがわかりました。また、「会社に大切にされていると感じるのはどのようなときか」と質問したところ、給与や福利厚生の充実よりも、日頃の仕事への感謝や承認が上位にくることが明らかになりました。
▼「ジョブ型雇用への移行に伴う組織課題」に関する意識調査データサマリー
- 日本型雇用システムの再検討に向けた制度を整備(議論)し始めている経営者・事業責任者は72%
- 経営者・事業責任者が感じる『ジョブ型雇用への懸念ランキング』上位3位の共通点は、「企業と従業員の間のつながり(エンゲージメント)の希薄化」
- 一般社員1032名中、53%が「会社に大切にされていない」と感じている。
- 「会社に大切にされている瞬間」は、報酬や福利厚生の改善よりも、「成果を上げた仕事に感謝されたとき」「ちょっとした貢献を認められたとき」。
■調査概要:調査結果1,2対象
調査名:「ジョブ型雇用への移行に伴う組織課題」に関するアンケート
期間:2020年2月27日(木)~29日(土)
方法:インターネットリサーチ
対象:全国の経営者・事業責任者309名(男性279名、女性30名)
■調査概要:調査結果3,4対象
調査名:「ジョブ型雇用への移行に伴う組織課題」に関するアンケート
期間:2020年2月27日(木)~28日(金)
方法:インターネットリサーチ
対象:全国の上場企業に勤務する20-59歳男女、1032名(男性516名、女性516名)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(Unipos株式会社 / 3月30日発表・同社プレスリリースより転載)