『年金不安の正体』(海老原嗣生:著)筑摩書房より刊行
株式会社筑摩書房は、海老原嗣生:著『年金不安の正体』を刊行しました。
「100年安心」「マクロ経済スライド」「積立金の運用損」「少子高齢化」「世代間不公平」「2000万円問題」……
問題の本質は何か?
いわゆる「老後資金2000万円問題」や「マクロ経済スライド」とは何か。消費税と年金の関係は。賦課方式と積立方式はどこがどう違うのか。一部で期待されるベーシック・インカムの現実度は…。国民の不平不満につけこみ、世代間の違いを不公平だと騒ぎ立て、少子高齢化で年金制度が崩壊するなどと危機感を煽る。それらのほとんどは誤解や無理解から起こっているのだが、なかには明らかなフェイクも含まれている。不安を利益に変える政治家や評論家、メディアのウソを暴き、問題の本質を明らかにしよう。
■本書の概要
年金不安の正体
著者:海老原 嗣生
シリーズ:ちくま新書
定価:本体780円+税
刊行日:2019年11月5日
ISBN:978-4-480-07265-8
判型:新書判
ページ数:208
■著者プロフィール
海老原 嗣生(エビハラ ツグオ)
1964年生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエージェント入社。人事制度設計などに携わった後、リクルートワークス研究所へ出向、「Works」編集長に。現在、(株)ニッチモ代表取締役。人事・経営誌「HRmics」の編集長。『学歴の耐えられない軽さ』(朝日新聞出版)、『「若者はかわいそう」論のウソ』(扶桑社新書)、『就職に強い大学・学部』(朝日新書)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『雇用の常識 決着版 「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)など、著書多数。
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(株式会社筑摩書房 / 11月発表)