専門職は「やりがい」「誇り」を感じられることが満足度の源泉。製造関連業はキャリアパスが不透明で将来設計を立てにくいことが不満要素~『社員の離職要因とエンゲージメントに関する分析レポート』【業種別編】:アスマーク
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、同社が運営する「D style web」のアンケートモニター会員1万1,888人(※1)に対して、当社が開発したES調査(ASQ)と同内容のアンケートを2019年3月14日~2019年5月7日の期間で実施し、離職意向とエンゲージメント(愛着心・思い入れ)に関する分析レポートを公開しました。
(※1)会社経営・役員、フリーランス・自営業、パート・アルバイト、無職の方を除く全国15歳以上の男女
2019年5月20日に配信した記事は【職種別・役職別編】で、今回は第二弾で【業種別編】とし別確度から分析しました。
【 背景 】
2019年5月20日に配信した記事は、【職種別・役職別】で分析したレポートのご案内でした。
今回は、同じ1万人の回答データを【業種別】で分析し、満足度と離職意向の関係性と業種別の特長についてまとめております。
【 総括 】
今回の1万人のデータから、満足度と離職には関連性があることが証明されました。また、業種別で満足度・離職意向が大きく差が出ることもわかりました。
- 専門職・ブルーカラー系で大きな開きがみられ、専門職は、「やりがい」「誇り」を感じられることが満足度の源泉であり、製造関連業は、キャリアパスが不透明で将来設計を立てにくいことが、不満要素となっています。
- 働き続けたいと思えるかどうかでは、「達成感」というものが大きなポイントとなっています。そして、働き方や福利厚生は、最低限整えておくべき点であることもみえました。
- 社員のエンゲージメントを高めるためには、困難を乗り越えた際、できなかったことができるようになった際には、そのことを認めてあげて、「やりがい」「達成感」を見出すこと、さらに明確な「キャリアパス」を描いてあげることが重要です。その上で、最低限の制度や環境を整えることができれば、離職のリスクは軽減できます。
最も大切なことは、目を向けて、いち早く社員の小さな変化に気づくことです。
【 満足度と離職意向との関係性と、業種間での差の要因の詳細はこちらから 】
※上記ページにて、業種別分析レポート含む全レポートを無料でダウンロードしていただけます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社アスマーク https://www.asmarq.co.jp/ /7月22日発表・同社プレスリリースより転載)